2つのテーマで勉強会
- 福岡県建築鉄骨協議会
木質鉄骨造建築・鋼部材リユース
福岡県建築鉄骨協議会(会長=堺純一・福岡大学教授)は4日、福岡市博多区のオリエンタルホテルで第2回定例会を開催。「木(CLT・直交集成板)と鉄の合成構造=木質鉄骨造建築」と「鋼部材のリユース」の2つのテーマで勉強会を開催し、今後の鋼構造や鉄骨部材の最新動向などについて学んだ。
最初に「木質鉄骨造建築」では、阪根宏彦計画設計事務所の阪根宏彦社長が自身が設計した国際鯨類施設新設工事(和歌山県太知町)と大和ミュージアム増築工事(広島県呉市)の接合部の特徴、製造プロセスについて説明。その中で、当該案件の鉄骨加工を手掛けた福岡県のHグレードファブ、筑邦製作所(久留米市)の古賀道夫社長が、パネルと鉄骨製品の取り合い部分でCLTの性能が優れている点などを強調した。
(写真=今後の鋼構造や鉄骨部材の最新動向などについて学ぶ)