鉄構造技術

超高層ビル、デザイン建築、空間構造など建築はますます多様化へ。

『鉄構技術』は鉄骨造建築の魅力を伝えると共に、ディテールなど細部にこだわり、設計、施工、ファブのコラボレーションを読者に伝えます。

オールカラーの「見やすい誌面」で、「読者の架け橋」となる雑誌へ。

2024年10月号 VOL.37 NO.437

・[特集] トラス・ブレースを利用した超高層・大スパン構造
・[gallery] 神戸須磨シーワールド
・[鉄のデザイン] 中廊下形式の建築
・[鉄のデザイン] 神戸須磨シーワールド
・[Event] 日本構造家倶楽部
 「日本構造デザイン賞」授賞式・記念講演会
・[Event] 日本建築学会
 「2024年度日本建築学会大会(関東)」開催
・[人HUMAN] 黒川 慧さん

・特集:トラス・ブレースを利用した超高層・大スパン構造

特集は「トラス・ブレースを利用した超高層・大スパン構造」。竹内徹・東京科学大学教授の企画・監修。米国などの超高層で見られるアウトリガートラス構造に、制振技術を組み合わせた架構形式が海外で普及しつつあり、国内でも最近のプロジェクトで同様の超高層が出現している。特集では、このような超高層のほか、制振ブレース等を利用した大スパン構造の建築物を対象に、設計事務所・ゼネコンによる9例を紹介する。

特集:トラス・ブレースを利用した超高層・大スパン構造

超高層におけるブレース・トラス
 ――竹内 徹(東京科学大学)
象徴的な形態を実現した超高層建物
 ――安田 正治(森ビル)/大石 昌(久米設計)
TOKYO TORCH Torch Towerの構造計画
 ――石橋 洋二/水野 紘貴/横山 亮(三菱地所設計)
超高層複合建築物を実現するハットトラス架構
 ――亀森 淳也(竹中工務店 )/大沢 和雅(日本設計)
分岐柱で異種用途を積層した超高層建物
 ――神谷 佳祐(久米設計)
繊細で力強い外周架構の実現
 ――白沢吉衛/吉田 聡/石 鈞吉(日建設計)
「紡ぐ」デザインの空間構造
 ――穐山 貴志(清水建設)
9mのオーバーハング架構を有する大学校舎
 ――小山 大樹/齋藤 良太/柳沼 大樹(松田平田設計)
TOYOTA ARENA TOKYO
 ――土合 博之/島田 侑/白石 泰志(鹿島建設)
内観デザインと融合した大スパン鉄骨トラス架構
 ――松本 一帆/柳沼 大樹(松田平田設計)
Product introduction
 ――岡部/構造計画研究所/構造システム/センクシア/日鉄エンジニアリング/ユニオンシステム

・[gallery] 神戸須磨シーワールド

●鉄のデザイン 連載 第43回

中廊下形式の建築
 ――連載第2弾:ハイブリッドRC工法は建築をどこまで変えられるか
 ―――梅沢 良三(梅沢建築構造研究所)

●鉄のデザイン 連載 第44回

神戸須磨シーワールド
 ――躍動感ある大屋根が印象的な「つながる」水族館
 ―――大平 卓磨/村上 友規/髙山 直行(竹中工務店)/福島 悠(真幸ストラクチャー)

●Event

・日本構造家倶楽部 「日本構造デザイン賞」授賞式・記念講演会
・日本建築学会 「2024年度日本建築学会大会(関東)」開催
・ユニオンシステム S&Uセミナー2024『SS7』の実例紹介

●News

・建築ピボット 次世代DRA-CAD「dracad 2025」新発売
・JFEスチール 制振デバイス「アーキテツト®木補剛制振間柱」開発
・JFEスチール・苫小牧栗林運輸 グリーン鋼材「JGeeX」が物流倉庫新築工事で採用

●BIM News

・オートデスク・ゼネコン5社 「Autodesk Revit」構造用ファミリを公開
・トリンブル・ソリューションズ 「テクラ・スキルアップセミナー2024」開催

●Project

・全国の建設プロジェクト
・全国の建設プロジェクトの見方

●Strutec Data

・2024年6月の都道府県別建築着工面積/2024年7月の建築着工面積
・2024暦年上期(1-6月)の都道府県別着工面積と鉄骨需要量

●Regular

・空間構造を巡って 〜コロナ後の未来へ〜
 ――IASS2023 IN オーストラリア・シンガポール建築視察
 ―――第7回 ブリスベン
 ――――清水 一孝(神鋼鋼線工業)/喜多村 淳(太陽工業)/出口 晴也(合鐵産業)/吉野 誠一(よしの)/宮里 直也(日本大学理工学部教授)監修
・A∩C:建築とコンピューター
 ――〈第76回〉「デジタル技術を駆使して多岐に渡る業務を担うプランテックの挑戦」
 ―――樋口 一希
・リレーエッセイ 建築と私 336
 ――「構造設計のジレンマ」
 ―――栗原 修
・建設関連産業の未来のための技術評論
 ――第171回 東日本大震災復興奮闘記(その2)
 ―――藤盛 紀明
・真構造道場
 ――第110回 「輪島仮設建築」の巻
 ―――高橋 治

・人HUMAN 黒川 慧さん(類設計室 東京設計室 構造部 課長)


●表紙
神戸須磨シーワールド

主な紙面構成 特集/新製品・新工法
フォト・トピックス/座談会・対談/業界ダイジェスト
発行日 毎月28日発行 発行部数 10,500部(回読率約18人)
判形 A4判 読者数 189,000人
頁建て 100~116ページ サンプル こちらからサンプルがpdfでご覧頂けます。
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