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堅調な展開をみせる大型物件

  • 大手ファブ『繁忙期』迎える
    適正な受注が最重要課題に

 首都圏のほか、北海道や近畿、九州地区など大型物件の工事本格化に伴い、大手ファブ各社はまさに『繁忙期』を迎えている。東京五輪関連施設、大規模再開発や建て替え、物流倉庫などの建設が目立つ。
 全体的に堅調な展開をみせる大型物件だが、今夏前後に4面ボックスを主体とした低層部が一段落し、上層階に推移する、いわゆる〝切り替わり時期〞を迎えることから、「一部の大手ファブで若干の中だるみが生じる」とする関係者の見方も多い。「しかし、それも4面ボックス案件に限られ、時期も限定される。秋以降は再び一斉に盛り上がりをみせる」とされる。
(写真=大型物件が本格化(本文と写真は関係ありません))
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