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静岡県鐵構工協組が役員研修

  • 駒井ハルテック富津工場を訪問
    大手ファブの製造工程を見学

 静岡県鐵構工業協同組合(理事長=松尾浩亘・松尾鉄工所会長)の役員会は3月23日、隔年で実施している研修事業の一環として千葉県富津市の駒井ハルテック富津工場(Sグレード)を訪問、同業大手の製造現場を視察した。松尾理事長ら14 名が参加した。
 当日午後に現地に到着した一行は、最初に会議室で坂本孝司工場長と仙田英俊副工場長から企業および工場概要について説明を受けた。
 それによると富津工場は約18万6000平方㍍の敷地内に橋梁、鉄骨、特殊加工の3工場を構え、同社が環境事業の一環として製造する風力発電機「KWT300」2基も設置・稼働させている。このうち鉄骨加工棟は面積約1万9000平方㍍の規模で月産能力は4000㌧。16年に4面ボックスラインを更新して最大対応径を□1300㍉まで引き上げ、さらに角継手の溶接は板厚70㍉まで1パスで対応する技術を確立している。
(写真=駒井ハルテック富津工場を視察)
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