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業界全体に明るい雰囲気漂う

  • 鉄構組合総会が一斉にスタート
    さらなる団結や協調・協力を

 昨年度の鉄骨需要推定量は前年度比2・2%増の521万㌧となり、全国の主要ファブの工場稼働率、手持ち量も順調で業界全体に明るい雰囲気が漂っている。引き合いも活発で、先行きに対する期待感は大きなものがある。そうした業界環境のもと、4月25日の青森県鉄工連協同組合を皮切りに全国各鉄構組合の総会が一斉にスタートした。
 ファブ各社はここ数年の需要回復に伴い、生産設備の更新、技能者の確保・育成などをメーンに経営基盤の再構築を積極的に展開。常態化した工程ずれに対してもヤード拡充、一次加工内製化などの効率化を目指した体制整備の強化など懸命な努力を図ってきている。ただ、工程ずれによる生産調整に加えて鋼材、副資材などの価格高騰、品種による調達難、現場専門や輸送業者の手配難など経営負担も増加、「加工量の割に利益が伴わない。まさに〝繁忙薄益〞状態」とする声も多い。
(写真=滋賀県鐵構工業組合)
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