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今秋以降から需要がピーク入り

  • ファブ各社の繁忙期対策が目立つ
    2020年の鉄骨業界を展望

 19暦年の鉄骨需要は、関係者の話を総合すると「このペースで進めば500万㌧割れの数値となる公算が高い」とされる。ただ、全体的にグレードや地域の格差はみられるものの、主要ファブの工場稼働率、手持ち量に極端な減少はみられない。今秋以降から需要面でピークを迎えていくことから現状を〝端境期〞として捉える関係者は多く、業界内に焦燥感は漂ってはいない。
 こうした状況下、「膨大な需要量を前に、建設業界全体が抱える対応能力の問題が露呈、ファブ業界に内在する多くの課題と併せて緊張感が一気に高まる可能性もある」。
(写真=工事が本格化を迎える八重洲地区)

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