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需要の〝端境期〟を迎える

  • 今秋からの需要の伸びに期待
    整備急ぐファブの動きが顕著

 国土交通省の建築着工統計をベースとした19暦年の鉄骨需要は前年比8・8%減の472万㌧となった。年初の需要は季節要因等から伸び悩みが予想され、「このままのペースで推移すると年度換算で500万㌧割れの公算が高い」とする関係者の見方も広まっている。
 要因として東京五輪関連施設の工事完了、高力ボルトの納期長期化、米中貿易摩擦による設備投資の鈍化などがあげられている。五輪後に本格着工を控える都内を中心とした虎ノ門や八重洲、品川などの大型再開発のほか、名古屋や大阪、九州などの再開発の出件量から判断して、現状は需要の"端境期〞にあるのは確か。今秋からの需要の伸びに鉄構業界の大きな期待が集まっている。

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