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19年度鉄骨需要は約457万㌧

  • 対前年度比10.1%減
    新型コロナ禍の長期化を懸念

 国土交通省の建築着工統計から算定した19年度の推定鉄骨需要量は前年度比10・1%減の456万7000㌧となった。500万㌧割れは15年度実績(約498万㌧)以来、4年ぶりとなる。
 19年度は当初から関係者間で「東京五輪の関連施設の建設終了と今年後半から新規着工が相次ぐ大型再開発の、需要面ではいわゆる『端境期』になる」とされてきた。また、18年後半から表面化した高力ボルトの調達難による建設の発注・受注の手控えも影響し、「想定以上の需要の落ち込み」とする声が大半を占めるものの、当面は計画中の山積みを抱えるファブも多く、業界では冷静に現状を受け止めているのが実態だ。

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