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需要端境期にコロナが追い打ち

  • 計画物件の中止や延期も散見
    先行き警戒感日増しに高まる

 国土交通省の建築着工統計による19年度の推定鉄骨需要量は前年比10・1%減の456万7000㌧と4年ぶりに500万㌧台を割り込んだ。特に今年に入ってからの落ち込みが著しく、関係者が指摘する需要の"端境期〞を数値上からも裏付けたかたちとなっている。さらに、ここへきて追い打ちをかけるように新型コロナウイルスの影響が随所で出始めており、収束のめどを得ない状況と"端境期〞の長期化に関係者が強い懸念を示しているのが現状だ。

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