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需要見通しの不透明感が続く

  • 受注単価が下押し傾向に
    コロナ禍の長期化を懸念

 今年度上期の推定鉄骨需要量は前年同期比15・2%減の210万㌧と大きく落ち込んだ。もともと今年は年初から鉄骨需要の〝端境期〞とされていたが、そこにコロナ禍が加わり、「想定以上の落ち込みとなっている」とみる関係者も少なくない。
 使途別では中小規模のホテルや店舗などが減少、一方で物流倉庫は堅調という展開をみせているが、全体的に需要見通しの不透明感が続く。また、ここにきて大手ゼネコンが地方や中小規模物件の受注を本格化、中堅クラスとの競争を激化させており、加えて海外ファブの積極的な起用など、肝心の受注単価が下押し傾向にある。

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