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予想以上に長引く〝端境期〟

  • 経営面で厳しい情勢が続く
    コロナ禍で流動的な展開に

 国土交通省の建築着工統計から算定した2020暦年鉄骨需要量(推定)は前年比14・2%減の約405万㌧となった。辛うじて400万㌧割れを回避したものの、月ベースでは12 カ月連続で40万㌧を下回り、低迷が続く展開となった。もともと20年は東京五輪の開幕を控えて需要の端境期となることが指摘されていたが、新型コロナの感染拡大が追い打ちをかけ、端境期が予想以上に長引いていることになる。

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