鉄構技術記事詳細

2010年7月号 VOL.23 NO.266

・[Interaction&Collaboration]ながおか市民防災センター こそだてのえき ぐんぐん
・[gallery]ながおか市民防災センター こそだてのえき ぐんぐん
・[鉄のデザイン+a]a.c.i.デザインルーム
・[Photo Topics]「東京港臨海大橋(仮称)」建設工事
・[Book Review]構造計画の原理と実践(金箱温春著)
・[掲示板]2009年 鉄骨工事管理責任者認定考査
・[Regular]建築工事標準仕様書 JASS 6 鉄骨工事-改定のポイント<30>
・[Strutect]竹内 徹さん

●Interaction&Collaboration

・ながおか市民防災センター こそだてのえき ぐんぐん
―多段式張弦構造を用いた低ライズドーム屋根―
―――森田 明/藤田 啓史/平林 竜次/徐 蕾

●gallery

・ながおか市民防災センター こそだてのえき ぐんぐん
―多段式張弦構造採用の子育て支援空間

●鉄のデザイン+a

・a.c.i.デザインルーム
―山と開口―
―――神野 太陽/中村 安奈

●Photo Topics

・「東京港臨海大橋(仮称)」建設工事
―全長約2,900mのトラス橋。5月に中央径間トラス桁を架設、鉄骨所要量約2万t―

●Book Review

・構造計画の原理と実践(金箱温春著)
―――播 繁

●掲示板

・2009年 鉄骨工事管理責任者認定考査
―JSSC 新規登録者575人、更新1,459人の計2,034人―

●Regular

・建築工事標準仕様書 JASS 6 鉄骨工事
-改定のポイント<30>最終回

●Strutect
鉄構技術
竹内 徹さん(東京工業大学 建築学専攻 教授)

●表紙説明
a.c.i.デザインルーム
鉄構技術
 a.c.i.デザインルームは、オフィスのデザインルーム(地上)と住居(地下)との併用住宅として計画された。建設地は兵庫県宝塚市内で、大阪平野を一望できる山の上の高級住宅街の斜面地に立地する。建築の特徴は、立地する斜面地という土地の特質を生かしていることにある。敷地内の高低差は約8mに及ぶが、平らにすることなくむしろ斜面を強調することにより、構造形式も自ずと決められた。構造は、地上が鉄骨造、地下はRC造を採用。地上1階・地下1階、延床面積約360平方メートル。意匠設計はイースタン建築設計事務所、構造設計は北條建築構造研究所、鉄骨製作はマツナガが担当した。特にデザインルームとした地上階は、鉄骨造としたことで造形的にも自由度が増し、躯体を隠しながらRC的な感覚で建築デザインが実現している。斜面がもたらす曲線的な地形と建物の意匠性とのバランスについても工夫され、個性豊かな建物が誕生した。なお、本物件の詳細については、今月号の「鉄のデザイン+a」で紹介している。

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