鉄構技術記事詳細

2010年12月号 VOL.23 NO.271

・[text]鉄骨製作監理技術者 平成22年度 試験問題1・2級(解答付)
・[Photo Topics]「ArchiFuture2010」開催
・[gallery]ホキ美術館
・[gallery]東京工業大学付属図書館
・[鉄のデザイン]ホキ美術館
・[構造設計と施工]品川区立小中一貫校荏原平塚学園新築工事
・[論壇]近頃の超高層建築の形ってどうなんだろう?
・[Strutect]アラン・バーデンさん

●text

・鉄骨製作監理技術者
―平成22年度 試験問題 1級―
―平成22年度 試験問題 2級―
―平成22年度 試験問題 1級・2級解答―

●Photo Topics

・「ArchiFuture 2010」開催
―建築分野における最新ソリューション紹介し、IT活用による価値を創造―

●gallery

・ホキ美術館
・東京工業大学付属図書館
―書架室を全て地下に納めた環境配慮型―

●鉄のデザイン

・ホキ美術館
―鋼板構造の設計と施工―
―――向野 聡彦/朝川 剛/谷口 英武/鈴井 康正/鐘ヶ江暢一

●構造設計と施工

・品川区立小中一貫校荏原平塚学園新築工事
―地下に埋設した体育館の屋根トラスに校舎を上載―
―――中川 仁/吉松幸一郎/加戸 尚久

●論壇

・近頃の超高層建築の形ってどうなんだろう?
―私たちは本当に四角い建物に飽きたのか―
―――立道 郁生

●Strutect
鉄構技術
アラン・バーデンさん(ストラクチャード・エンヴァイロメント 代表)

●表紙説明
ホキ美術館
鉄構技術
 千葉市緑区の自然の豊かな昭和の森公園の隣に、独特の外観をもつ建物が誕生した。周辺の豊かな緑と一体化した空間の中に建設されたホキ美術館は、写実絵画専門の美術館。中でも地上の展示室は、緩やかなカーブを描いた壁面で変化のある展示空間を構成、側面壁の一部はガラス張りとして軟らかな外光が入る、快適な展示空間を実現している。規模は地下2階、地上1階、延床面積約3,700平方メートル、構造はRC造、鉄骨造(鋼板構造)。日建設計が設計し、大林組が施工した。鉄骨製作は日南鉄構、中川鐵工所が担当し、鉄骨使用量は約720t。隣接する昭和の森公園の緑豊かな景観を生かすため、地上の展示室の東側端をキャンチレバー構造として昭和の森公園に向かって大きく跳ねださせ、森の中に浮遊するような独特の空間を構成している。立地が住宅街であることから、美術館の建物高さを抑えて周辺環境との調和を図りつつ、ダイナミックな外観を形成して展示室そのものが建物の構造体の一部として機能しているのも特色。11月3日に開館した。

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