鉄構技術記事詳細

2011年8月号 VOL.24 NO.279

・[特集]鉄骨造建築の柱材・柱形式
・[Photo Topics]千葉工業大学 橋本篤秀教授「退任記念最終講義」
・[東日本大震災]「減災」を推進。「復興への提言」発表
・[東日本大震災]宮城県が「震災復興計画」第2次案
・[東日本大震災]「岩手県東日本大震災津波復興計画」
・[東日本大震災]福島第一原発1号機の建屋カバー
・[東日本大震災]日本科学未来館・東京大学生産技術研究所 安全性高く、安心できる新しい発想の天井
・[Strutect]塙 亨さん

●特集:鉄骨造建築の柱材・柱形式

・柱の形状・性能などに関する一構造設計者の私見
―――向野 聡彦
・鋼板と構造用集成材による自然素材で造る柱・梁材
―――森田 明
・地域のアイデンティティ「鳥」をテーマとしたファサードと内部空間
―――佐藤 茂
・中低層鋼構造建築物の柱の選定・決定プロセス
―――依田 博基

●Photo Topics

・千葉工業大学 橋本篤秀教授「退任記念最終講義」
―42年間、鉄骨構造研究し、鉄骨品質向上にも多大の貢献。研究室OBら約300人出席―

●東日本大震災

・「減災」を推進。「復興への提言」発表
―東日本大震災復興構想会議が復興ビジョン 沿岸部に「避難タワー」設置など盛り込む―
・宮城県が「震災復興計画」第2次案
―沿岸部は三陸、石巻・松島、仙台湾南部を重点的に。避難タワー建設なども盛り込む―
・「岩手県東日本大震災津波復興計画」
―復興機関8年。市町村庁舎など公共施設は高台に配置し、避難ビル・タワーを建設―
・福島第一原発1号機の建屋カバー
―鉄骨使用料1,250t。Sグレードファブ数社が受注し、9月末完了めどに工事開始―
・安全性高く、安心できる新しい発想の天井
―日本科学未来館・東京大学生産技術研究所 東日本大震災復旧に関する研究成果公表―

●Strutect
鉄構技術
塙 亨さん(戸田建設 建築設計統轄部 構造設計部 部長)

●表紙説明
サウスゲートビルディング(旧アクティ大阪)
鉄構技術
 大阪駅再開発プロジェクトの一翼を担うサウスゲートビルディングが、今年2月に竣工した。大阪駅南口の新たな顔づくりを目指し、「アクティ大阪」を増築した上で改称した。3つの顔(御堂筋からの顔、建物正面からの顔、四つ橋筋からの顔)」創りをコンセプトとし、「御堂筋からの顔」には飛び立つ鳥で商都大阪再生への願いを、「四つ橋筋からの顔」には水晶(水都大阪が繁晶する想い)で上昇感のあるパワーを、建物東西に設けた吹抜けとガラスカーテンウォールで表現している。建築主は西日本旅客鉄道・大阪ターミナルビルで、増築棟の規模は地上16階・地下2階・塔屋2階、延床面積170,059.19平方メートル。構造はS造、一部SRC造・RC造。設計・管理はJR西日本コンサルタンツ・安井建築設計事務所が担当し、施工はアクティ大阪増築工事特定建設工事共同企業体(竹中工務店・大鉄工業)、鉄骨製作はJFEエンジニアリング、竹島鉄工建設が担当した。なお、大阪ステーションシティ全体(ノースゲートビルディング、サウスゲートビルディング、大阪駅構内を含む)の規模は、西日本最大にして日本2位の規模を誇る商業施設となる。

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