鉄構技術記事詳細

2018年11月号 VOL.31 NO.366

・[特集] 大空間構造の魅力~スタジアム屋根の設計と施工
・[gallery] 追手門学院キャンパス新築工事
・[論文] 立体解析と非線形振動解析〈上〉
・[論文] 福岡空港貨物施設 国際貨物上屋
・[News] 竹中工務店 「CLT+鉄骨ハイブリッド構造」を開発
・[News] 戸田建設 「仮ボルト不要接合工法を開発
・[News] 新日鐵住金 溶接軽量H形鋼「Smart BEAM」が好調

・鉄骨造建築の多様性に対応した企画満載

 特集:大空間構造の魅力~スタジアム屋根の設計と施工~、構造設計と施工:福岡空港貨物施設 国際貨物上屋、論文:立体解析と非線形振動解析など鉄骨造建築の多様性、魅力を引き出す企画が満載。、連載もメキシコ建築を訪ねて、BIMの最新動向を紹介する建築とコンピューター、建設産業の未来のための技術評論、とある構造技術者がみた建築、真構造道場、News欄も新技術、新工法、業界・団体動向、BIM News、中小建築物の建設計画を紹介する「全国の建設プロジェクト」にも注目。

・特集:大空間構造の魅力

 2年後の東京オリンピックに向けて新国立競技場や競技施設の建設が急ピッチで進められ、大空間構造物への関心が高まっている。地方に根付いたサッカースタジアム建設計画も活発に行われている。特集では「スタジアム屋根の設計と施工」をテーマとし、等々力陸上競技場メインスタンド、長野Uスタジアム、ミクニワールドスタジアム北九州、京都スタジアム、Panasonic Stadium Suitaの計5棟のスタジアムの設計・施工を紹介する。大空間構造は柱をRCとするケースが多いが、特徴あるスタジアム屋根の構造デザインと鉄骨製作に注目。

・立体解析と非線形振動解析

 JSCA名誉会員で工学博士の大越俊男氏が立体解析と非線形振動解析の現状に正面から向き合った論文を「上」「下」2回にわたって掲載する。実務を担当する構造設計者必読の論文。「上」では①建物崩壊の解明②平成23年東北地方太平洋沖地震における建物の強震観測記録③免震構造を、「下」では①日本での時刻歴応答解析②米国での時刻歴応答解析③中国での時刻歴応答解析④地震動⑤伝統的な振動解析⑥建物の振動解析⑦20世紀後半の振動解析⑧伝統的な解析と今の解析の違いを取り上げる。

特集:大空間構造の魅力~スタジアム屋根の設計と施工~

等々力陸上競技場メインスタンド
 ――大成建設
長野Uスタジアム
 ――東畑建築事務所/竹中工務店
ミクニワールドスタジアム北九州
 ――梓設計/奥村組
京都スタジアム(仮称)
 ――東畑建築事務所/竹中工務店
Panasonic Stadium Suita
 ――竹中工務店

・[gallery] 追手門学院新キャンパス新築工事

立体解析と非線形振動解析〈上〉
 ――大越 俊男

福岡空港貨物施設 国際貨物上屋
 ――スーパーウィングによる明るく軽快な大空間構造
 ―――辰巳 佳裕/佐野 信夫/坂口 和大/伊場 圭司/龍福 良二

●News

・竹中工務店 「CLT+鉄骨ハイブリッド構造」を開発
・戸田建設 「仮ボルト不要接合工法」を開発
・新日鐵住金 溶接軽量H形鋼「SMart BEAM」が好調
・JFEスチール 「ハイメカネジ」を大幅リニューアル
・JFEスチール 塗装後耐食性を高める塗装寿命延長鋼板を開発
・日本鋳造 露出型柱脚「NCベースP」の仕様を一部変更
・構造システム 「BUS-6 +Revit Op.」を10月に発売

●Event

・日本建築構造技術者協会 「JSCA構造デザイン発表会2018」名古屋で開催
・東京構造設計事務所協会 「鉄骨露出柱脚を極めるためのシンポジウム」
・ASDO・JSCA東京共催 技術研修会「風を考える」を開催
・ユニオンシステム 「技術交流セミナー」を東京・名古屋・大阪で開催
・斎藤公男先生をお祝いする会 斎藤公男先生の日本建築学会大賞、叙勲祝賀会

●BIM News

・福井コンピュータアーキテクト BIM建築設計システム「GLOOBE 2019」発売
・ソフトウェアセンター 建築構造図作図・設計数量算出プログラム「SIRBIMα」
・トリンブル 「Tekla Global BIM Awards 2018」決定

●Project

・「全国の建設プロジェクト」をリニューアル(内容の説明)
・全国の建設プロジェクト―ビル/商業施設/工場/学校ほか
・全国の建設プロジェクト―Image 編
・全国の建設プロジェクト―月別分析:2018年7月
・うつのみやシンフォニー 「宇都宮駅東口地区整備事業」基本協定書を締結

●Strutec Data

・2018年7月の都道府県別建築着工面積/2018年8月の建築着工面積

●Regular

・メキシコ建築を訪ねて
 ――SEWC2017参加とメキシコ建築の視察報告
 ―――05 in アメリカ/キンベル美術館 “PIANO PAVILION”~ダラス市内
 ――――多田 脩二/森永 信行/永井 佑季
・A∩C:建築とコンピューター
 ――〈第6回〉BIMによる確認申請やIoTを巡る動向にも着目
 ―――樋口 一希
・建設関連産業の未来のための技術評論
 ――第100回 明治維新150年に建設を考える
 ―――藤盛 紀明
・とある構造技術者がみた建築
 ――第38回 建築の進化
 ―――大氏 正嗣
・真構造道場
 ――第39回 「制振天井」の巻
 ―――高橋 治
・リレーエッセイ 建築と私 265
 ――「霞が関ビルを見上げて」
 ―――伊藤 喜啓

●表紙
追手門学院新キャンパス新築工事
201811-00

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