鋼構造ジャーナル記事詳細

2026年8月10日号 NO.2304

2026年8月10日号 NO.2304

●前年同期比6・8%減の166万㌧/26暦年上期鉄骨需要
●鉄骨需要は5カ月ぶり前年比増/国土交通省6月着工統計
●27年4月から「JWS日本溶接協会」に/日本溶接協会
●26年度建設投資は83兆2600億円/建設経済研究所が予測
●新理事長/森田浩氏・鳥取県鉄構工業会
●今後の事業計画を協議/全構協・中国支部
●新鉄構企業訪問/針田鉄工所(奈良)
●ファブらが操業をほぼ再開/令和8年熊本地震の現場から
●Hグレード工場ルポ/アイ・テック南関東工場(千葉)
●「要領書ポイント集」で講習会/ 全構協・九州支部

前年同期比6・8%減の166万㌧

鉄骨業界は厳しい需要環境が継続

26暦年上期推定鉄骨需要量

 国土交通省の建築着工統計による2026暦年上期(1~6月)の推定鉄骨需要量は前年同期比6・8%減の166万4278㌧となった。上半期としての200万㌧割れは4年連続となり、鉄骨業界は極めて厳しい需要水準が継続していることになる。内訳をみると、規模別ではこれまで堅調とされていた大型物件(延べ面積1万平方㍍以上)の冷え込みが続く。また、使途別では特に大型の事務所と倉庫案件が増加に転じた。

溶接学会との合併契約を承認

27年4月から「JWS日本溶接協会」に

日本溶接協会が臨時総会

 日本溶接協会(会長=青山和浩・東京大学教授)は7月27日、東京都千代田区の溶接会館で臨時総会を開催し、「日本溶接協会及び溶接学会の合併契約承認」と関連の議案を決議した。当日は溶接学会の臨時総会も行われ、同会が消滅法人として合併することを承認。この決定で日本溶接協会を存続団体とする吸収合併が成立、27年4月から名称を「JWS日本溶接協会」とする。
(写真=臨時総会を開催)
臨時総会を開催

今後の事業計画を協議

「人づくり研修2026」など

全構協・中国支部

 全国鐵構工業協会・中国支部(支部長=益田和男・マスダ鉄工社長)は7月27日、広島市南区のRCC文化センターで支部定例会を開催し、人づくり研修など今後の事業計画を協議した。
 議事では全国に先駆けて岡山で開催する「人づくり研修2026(中国)」(9月10、11の両日)の受講予定者や出席する来賓関係者等を確認した。
 加えて、9月に広島、12月に岡山、来年2月に島根(新年会併催)、3月に高知(3支部合同理事長会併催)などで開催する定例会のスケジュールについても協議した。
(写真=(左から)坂本幸一理事長(岡山県鉄構工業会)、森田浩理事長(鳥取県鉄構工業会)、益田支部長、山本理事長、藤井実理事長(島根県鐵構工業会))
(左から)坂本幸一理事長(岡山県鉄構工業会)、森田浩理事長(鳥取県鉄構工業会)、益田支部長、山本理事長、藤井実理事長(島根県鐵構工業会)

ファブらが操業をほぼ再開

関係各社の迅速な取り組み光る

〜令和8年熊本地震の現場から〜

 熊本県熊本地方を震源とする「令和8年熊本地震」が7月28日午後4時27分に発生。震源に近い熊本県宇城市と氷川町では最大震度7を観測し、県南部を中心に大きな被害をもたらした。
 ファブリケーターにおいては、八代市や宇城市など南部の複数社が被災した。鋼材や製品の荷崩れ、クレーンの落下、一次加工機や溶接ロボットの損傷やずれ、地面の上昇・沈下による建物の損傷が発生。また、電気や水道、ガスが止まり、操業はもちろん、安全点検やセキュリティー管理も不可能となった。
(写真=鋼板の荷崩れ)
鋼板の荷崩れ

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