鋼構造ジャーナル記事詳細

2023年4月10日号 NO.2130

●形鋼メーカーが一斉値上げ/建材市場動向
●推定鉄骨需要量は約35万㌧/国土交通省2月着工統計
●23年度活動など協議/フェーズドアレイ検査法確立WG
●建設業4団体と意見交換/国土交通省
●抱える課題で懇談会/福岡県鉄構工業会とJSCA九州
●トルコ・シリアに義援金/全青会
●鉄構関連各社の入社式2023/夢と希望を胸に
●特集/溶融亜鉛めっき加工
●業界の課題で意見交換/全構協・中部支部
●「北関東交流会」の復活を検討/群馬県鐵構業協組

23年度の活動などについて協議

フェーズドアレイ検査法確立WG

 東京鉄構工業協同組合(理事長=吉岡晋吾・吉岡工業社長)と埼玉県鉄構業協同組合、CIW検査業協会、エビデント、有識者らによる「フェーズドアレイ検査法確立WG(ワーキンググループ)」が3月31日に東構協会議室(東京都中央区)で開催された。
 議題は①改良型治具を使用したテストピースの検証結果について②全国鐵構工業協会「鉄骨技術研究開発助成制度」に申請し、23年度も助成対象研究として承認されたことを報告③23年度の研究課題について。
(写真=フェーズドアレイ検査法確立WGのもよう)

福岡県鉄構工業会とJSCA九州支部

双方が抱える課題で懇談会を開催

ゲスト含めて計38人が意見交換

 福岡県鉄構工業会(理事長=鶴田陽一・鶴田工業社長)と日本建築構造技術者協会(略称・JSCA)九州支部(支部長=今林光秀・日本設計シニアエンジニア)は3月31日、福岡市博多区の八仙閣で懇談会を開催、工業会とJSCAから各16人、ゲストとして北九州市立大学教授の城戸將江氏、福岡大学准教授の田中照久氏、ワンス設計事務所代表の尾宮洋一氏ら6人の計38人が参加し、ファブと構造設計者の双方が抱える課題について意見を交わした。
(写真=各課題の具体的な解決策を探る)

神奈川県鉄構業協組が役員会

フィットテスター貸出規約制定へ

利用金額や貸出方法など協議

 神奈川県鉄構業協同組合(理事長=石井二三夫・石井鉄工所社長)は3月30日、横浜市西区の組合事務所で対面とオンラインのハイブリッド形式による定例役員会を開いた。
 同組合は呼吸用保護具のフィットテスト義務化を受け、マスクの装着状態を定量的に確認できる日本カノマックスのマスクフィットテスター「AccuFIT9000PRO 3000―J1」を購入、組合員に同機器を貸与する際の取り決めなどをまとめた規約(『定量的フィットテスト測定機器貸出規約』)の制定を進めている。
(写真=ハイブリッド形式で定例役員会を開催)

全構協・中部支部

業界の課題で意見交換

働き方改革、割増賃金など

 全国鐵構工業協会・中部支部(支部長=柏原正明・柏原鐵工所社長)は3月30日、名古屋市中区のかに本家で定例支部会を開催し、働き方改革や今年度から始まる時間外労働における割増賃金率アップへの対応など業界の抱える課題について意見交換した。
 働き方改革では現在、ゼネコン業界が完全週休二日制に向かう中、「2024年の物流問題を控え、適正な工期設定がなければ運搬費、トラック、人の手配などコスト・人材の両面で厳しい状況が目の前に迫っている」と危機感を募らせた。
(写真=働き方改革、割増賃金などで意見交換)

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