鋼構造ジャーナル記事詳細

2023年5月1日号 NO.2133

●ピークは『24年後半から27年半ば』/都内大型再開発物件
●H形鋼は横ばい/物調4月資材価格調査
●令和5年春の叙勲/緑川氏が瑞宝中綬章、三木氏が旭日双光章
●AIについて情報交換/京都建築構造研究会
●鋼橋データ連携実装で共同宣言/JCCAと橋建協
●「若手人材育成事業」スタート/山梨県鉄構溶接協会
●鉄骨技術フォーラム③/SN材におけるB種のC種への代用
●第74回協議会・年次総会を開催/JFMA
●通常総会の議案について審議/群馬県鐵構業協組
●通常総会の議案を中心に審議/東京鉄構工業協同組合

京都建築構造研究会

AIについて情報交換

業務での活用案も紹介

 京都建築構造研究会(代表=越野孝之・越野設計事務所代表)は4月20日、京都市下京区の企業組合しんまち会議室で第156回例会を開き、AIの機能や業務での活用案について意見を交わした。
 AIの機能では人工知能チャットボット「ChatGPT」に関して情報交換。建築構造の業務活用案としてはBIMや構造計算書、プログラムコード、業務進行用フローチャートの作成・管理などでの適用情報が寄せられた。
(写真=「ChatGPT」に関して情報交換)

鋼橋のデータ連携実装で共同宣言

設計・施工段階のデータ連携実装を加速

JCCAと橋建協

 建設コンサルタンツ協会(略称・JCCA、会長=野崎秀則・オリエンタルコンサルタンツ社長)と日本橋梁建設協会(略称・橋建協、会長=髙田和彦・横河ブリッジ取締役)は4月18日、国土交通省インフラDXルームで同省の吉岡幹夫技監と森下博之官房参事官の立ち会いのもと、橋梁技術のデータ連携実装に向けた共同宣言の署名式を行った。
(写真=(左から) 野崎会長、森下参事官、吉岡技監、髙田会長)

「若手人材育成事業」スタート

今年は4社17人が受講

山梨県鉄構溶接協会

 山梨県鉄構溶接協会(会長=仲山一仁・丸建ナカヤマ社長)は4月18日、会員企業4社の社員17 人を集め、甲府市内の協会事務所で「若手人材育成事業」の開校式を開催した。
 同事業は会員企業の新入・若手社員の育成を目的に開催しているもの。今回で9回目を迎え、アンケート調査を行いながら講義内容を毎年更新している。3カ月の期間にガス溶接技能講習や製図、CAD、品質管理、プレゼンテーションなどの各講座を協会員や青年部、外部講師らが担当し、鉄構業界の基礎的な知識や社会人としてのマナーなどを教育する。
(写真=開校式に際して記念撮影)

Dスルー施工連絡会

東日本ブロック会議を開催

施工実績は直近3年間で最高

 全国の鉄骨柱脚施工業者らで構成されるDスルー施工連絡会(会長=秋山孝広・アキテック社長)は4月19日、都内でウェブを併用して東日本ブロック会議を開き、2023事業年度上半期(22年10月〜23年3月)の施工実績を報告した。受注物件数、Dスルーフレーム施工台数、成約金額の全てが直近3年間で最も高い水準となり、受注環境は21年度をボトムに持ち直し基調が続いている。
(写真=2023事業年度上半期の施工実績を報告)

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