鋼構造ジャーナル記事詳細

2023年7月17日号 NO.2144

●『価格転嫁』が重要な局面に/国交省の工事予定額は微増
●鉄骨需要は17都道府県で増加/5月都道府県別着工統計
●静岡の高架橋鋼上部工工事/橋桁落下で作業員2人が死亡
●五光工業(佐賀)で工場見学/全構協九州支部・H部会
●新社長登場/トピー工業(東京)・石井博美氏
●JSCA千葉と合同勉強会/千葉県鐵骨工業会・青年部会
●鉄骨技術フォーラム⑬/丸パイプ柱工場溶接の資格
●電炉トップIV最終回/日鉄スチール・丸山孝社長
●ウェブで講演会を開催/エコザック普及協議会
●『溶接競技会』を苫小牧で初開催/北海道溶接協会

静岡の高架橋鋼上部工工事

橋桁落下で作業員2人が死亡

事故調査委員会設立へ

 国土交通省中部地方整備局静岡国道事務所は静岡市清水区尾羽で建設中の国道1号静清バイパス下り線、1号清水立体尾羽第2高架橋鋼上部工工事において6日午前3時ごろ、横取り架設または横取り後のジャッキダウン時のいずれかに、並行する国道1号の歩道上へ鋼桁が7㍍落下する事故が生じたことを発表した。
 落下した鋼桁の規模は長さ63㍍、幅約2・5㍍、重さ約140㌧。事故により2人が死亡、6人が重軽傷を負った。
(写真=現場状況)

出雲テック(大阪)

新生・安全協力会が総会

「安全活動の一層の推進を」

 建築鋼構造物の製作および管理などを主業務とする出雲テック(大阪市中央区、山村恭司社長)は6日、大阪市北区のホテル阪急レスパイア大阪で新組織となって初めての2023年度安全協力会総会を開催。協力会と同社スタッフ合わせて約60人が出席し、安全活動を一層推進していくことを今年度事業に掲げた。
(写真=協力会とスタッフ約60人が出席)

梁貫通孔補強の新工法

施工体験で特徴学ぶ

全青会第14期役員メンバー

 全国鐵構工業協会 青年部会第14期(2018年度〜2019年度)役員メンバーはこのほど、奈良県のMグレードファブ、KOWA(大和高田市、中原稔社長)工場内でセンクシアの鉄骨梁貫通孔補強工法「ポジリング工法」の施工体験に参加し、その施工性や特徴などを学んだ。
 施工体験では自動ガス溶断機を使ってH形鋼ウェブに下孔をあけた後、P100(孔径100㍉)とP200(孔径200㍉)の2つのリングをそれぞれセットし、隅肉溶接した。
(写真=自動ガス溶断機でウエブに下孔をあける)

千葉県鐵骨工業会・青年部会

JSCA千葉と合同勉強会

鉄骨製作・構造設計上の疑問を討論

 千葉県鐵骨工業会・青年部会(会長=杉本龍生・杉本製作所社長)は7日、千葉市中央区の建築会館で日本建築構造技術者協会関東甲信越支部千葉サテライト(JSCA千葉、代表=佐藤暢彦・佐藤建築構造設計事務所取締役)との合同勉強会を開催、鉄骨製作や構造設計に関する疑問や質問をめぐり座談会形式で意見を交換した。
(写真=座談会形式で意見を交換)

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