鋼構造ジャーナル記事詳細

2023年8月28日号 NO.2150

●創立50周年記念式典を挙行/福岡県鉄構工業会
●H形鋼は1000円下落/物調8月資材価格調査
●法改正について意見交換/京都建築構造研究会
●とび技能士と構造物鉄工の学科講習会/長野県鐵構協組
●BH製作のテラジマ(千葉)に資本参加/加藤組鉄工所ら3社
●社員向け納涼祭を開催/三東グループ(富山)
●2カ月連続で全品種据え置き/東京製鉄の9月契約
●「モーダルシフト補助金」を決定/国土交通省
●『創業100周年』を迎える/アイ・テック(静岡)
●クローズアップ/実態映すデータの重要性

福岡県鉄構工業会

創立50周年記念式典を挙行

より良い建築鉄骨の供給へ向け団結誓う

 福岡県鉄構工業会(理事長=鶴田陽一・鶴田工業社長)は22日、福岡市博多区のホテル日航福岡で関係者約120名が参集して創立50周年記念事業・式典を挙行した。
 鶴田理事長はあいさつで「今後は人材不足、働き方改革、2024年問題など課題は山積みだが、より良い建築鉄骨を社会に供給し、貢献できるよう、組合員一同、一致団結して取り組んでいきたい」と述べた。
(写真=今林JSCA九州支部長が講演)

栃木県鉄構工業会

新製品講習会に21人が参加

三次元測定機・梁ロボをデモ

 栃木県鉄構工業会(会長=冨田直樹・ニッコー社長)は3日、宇都宮市の氏家工業で技術委員会(委員長=関博之・セキ工業社長)主催の新製品講習会を開催、会員ら21人が参加した。
 同講習会は話題の新技術・製品や会員から要望があった技術などに関し、メーカー担当者を招いて製品の概要説明やデモンストレーションを行い、会員の技術の研さんを図るもの。
(写真=三次元測定機のデモ)

加藤組鉄工所(神奈川)、本間興業(同)、エムエム建材(東京)

BH製作のテラジマ(千葉)に資本参加

BH調達の安定化図る

 神奈川のHグレードファブの加藤組鉄工所(本社・横浜市西区、加藤敦史社長)と本間興業(本社・横須賀市、村岡高幸社長)、建設用鋼材商社のエムエム建材(本社・東京都港区、温井健夫社長)の3社はこのほど、ビルトH形鋼(BH)メーカーでBH工場認定区分AAを取得するテラジマ(本社・千葉県銚子市、寺島真社長)に対し、協業パートナーとしての協力関係の強化を目的に資本参加したことを明らかにした。

日本製鉄

8月のH形鋼売り出し方針

店売り向け5カ月連続据え置き

 日本製鉄は23日、H形鋼の売り出し方針を発表し、販売価格は「前月方針通りとする」とコメントした。物件(プロジェクト)向けのJIS―H形鋼と外法一定H形鋼(ハイパービーム)は、拡大エキストラサイズを含め昨年度来の累計トン3万5000円の値上げを反映した価格水準での受注を継続する。
 店売り向けH形鋼は8月契約(9月生産分)の販売価格を据え置いた。据え置きは5カ月連続。

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