鋼構造ジャーナル記事詳細

2024年1月1日号 NO.2168

●鉄骨業界24年展望/需要の伸び悩み傾向が継続
●《辰年》年男登場
●新春インタビュー/鉄骨建設業協会・深沢隆会長
●新春インタビュー/全国鐵構工業協会・永井毅会長
●24年新春インタビュー/今村敬・松野大輔・海野令・澤地孝男
●24年新春インタビュー/桑原進・川畑篤敬・吉田秀喜・髙田知明
●24年新春インタビュー/澤泉紳一・粟飯原周二・小林秀雄・緑川光正
●24年新春インタビュー/黒川剛志・井原郁夫・髙野昭市・松下眞治
●24年新春インタビュー/廣重隆明・安藤純二・河野昭彦・犬伏昭
●24年新春インタビュー/梅田夏吉・小室節夫・染矢利幸

PA検査法確立WG

日伸鉄工建設(東京)で実験

実際の探傷データを採取

 東京鉄構工業協同組合(理事長=吉岡晋吾・吉岡工業社長)と埼玉県鉄構業協同組合(理事長=伊藤敏彦・大進工業顧問)、CIW検査業協会、エビデント、ゼネコンらによるPA検査法確立ワーキンググループはこのほど、東京都葛飾区のMグレードファブ、日伸鉄工建設(金本貴範社長)でフェーズドアレイ探傷器と治具を使用した実験と検証を行った。
 実験はテストピースではなく実際に出荷する製品で行い、□250×12㍉のコラムを使用。一方で探傷子に取り付ける治具はこれまでの実験を踏まえて改良した走行用治具に組み込んで実施した。
(写真=探傷検査を実施)
探傷検査を実施

福井県鉄工組合ほか

企業説明会事業で2人就職

リーフレットで業界PRへ

 福井県建設鉄工協同組合(理事長=前田正美・第一テッコウ商事社長)はポリテクセンター福井(越前市、中村公俊所長)と共同で実施している「福井県建設鉄工分野人材育成研究会事業」の今年度活動で、合同企業説明会や職業体験を経て訓練生2人が組合員企業2社に就職した。また、今年度からはポリテクセンター側が新たに鉄構業界を紹介するリーフレットを作成、求職者向け説明会で活用するなど、業界の周知拡大に協力している。
(写真=リーフレットで鉄骨製作の魅力をPR)
リーフレットで鉄骨製作の魅力をPR

「建築鉄骨溶接部の受入検査の現状」調査結果を発表

CIW検査業協会・技術委員会

 CIW検査業協会の技術委員会(委員長=山本弘嗣・非破壊検査事業統轄本部営業部長兼営業企画管理部長)は、このほど会員会社に受入検査のアンケート調査を実施、その結果をまとめた。
 同調査は建築鉄骨溶接部の品質の確認を目的としたもので、2022年2月から23年5月までに作成した報告書の完全溶込み溶接部の外観検査(VT)と超音波探傷(UT)検査における結果を対象としている。会員97社中30社が回答した。検査箇所数はJASS6受入検査の数え方に準じている。こうした受入検査結果の調査は今回が初めてとなる。

新潟県鉄骨工業組合が理事会

共同積算事業の重要性を周知・徹底

取引先に働き方改革チラシなどを配布

  新潟県鉄骨工業組合(理事長=秋山順一・コスゲ社長)は昨年12月15日、長岡市内のホテルで理事会を開き、共同積算事業の周知などについて協議した。
 議事では共同積算事業に関し、ここ数年減少傾向にあり、今年度は10月末段階で昨年度の半分の件数にも届かない状況にあることから、協議の結果、各支部会で組合員にその概要・重要性を再度周知・徹底することを決めた。
(写真=共同積算事業の周知など協議)
共同積算事業の周知など協議

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