鋼構造ジャーナル記事詳細

2024年3月4日号 NO.2177

2024年3月4日号 NO.2177

●「中堅社員研修」を10月から実施へ/全国鐵構工業協会
●4月出荷から3万円値上げ/日鉄ボルテン
●4月に5年ぶりの全国大会/全青会
●川崎で「エンドタブ施工講習会」/日本エンドタブ協会
●来年度の役員候補者を選定/三重県鐵構工協組
●新社長登場/エムテック(福島)・室政嗣氏
●Hグレード工場ルポ/ドーマン(福井)
●能登半島地震受け義援金を寄付/全国厚板シヤリング工組
●店売り向けH形鋼販価据え置き/日本製鉄
●シンクスを100%子会社化/阪和興業

全国鐵構工業協会が理事会

全国9支部で「中堅社員の研修」実施へ

石川県鉄骨工協組に震災見舞金

 全国鐵構工業協会(会長=永井毅・永井製作所社長)は2月21日、東京都中央区の鉄鋼会館で理事会を開催した。
 報告事項では委員会活動の状況報告が行われ、中でも、人材育成委員会からは24年度事業として「中堅社員の人づくり研修」を全国9支部で今年10月から実施することを報告。これから部下を持つかもしれない人、管理職になったばかりの人、リーダー的存在であり、職場のまとめ役などの中堅社員を受講対象者としている。研修は連続2日の開催とし、1日目が「モチベーションアップ」「誇れる仕事・仕事のやりがい」、2日目は「対人スキル」「自己スキル」を予定している。
(写真=総会議案を承認)
総会議案を承認

全構協に「労務費の適切な転嫁」の指針を説明

経産省の松野大輔金属課長ら

 経済産業省の松野大輔金属課長らは2月21日、東京都中央区の鉄鋼会館で全国鐵構工業協会理事会の開催前に「労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針」について説明、賃上げの実現に向けて協力を求めた。
 内閣官房・公正取引委員会・経済産業省がその積極活用を求めて、業界向け説明会を実施しており、今回はその活動の一環となる。また、全構協は正会員向けに説明会の案内を送付済みにあり、周知の徹底を図っている。
(写真=経済産業省金属課の松野課長(中央)、鈴木課長補佐(左)、松田氏(右))
経済産業省金属課の松野課長(中央)、鈴木課長補佐(左)、松田氏(右)

4月に5年ぶりの全国大会

全青会が都内で理事会

全国会長会議の内容など協議

 全国鐵構工業協会 青年部会(略称・全青会、会長=髙田知明・北榮興業社長)は2月20日、東京都中央区の東京鉄構工業協同組合事務局で理事会を開き、4月に開催予定の全国大会の運営面を中心に協議した。
 19年春以来5年ぶりとなる全国大会は、4月20日に東京都墨田区の東武レバントホテル東京で開催。通常総会のほか全国会長会議、車椅子寄贈、基調講演、懇親会などを計画しており、全国から300人余りの関係者が参集する見込みだ。

(写真=全国大会の運営面を中心に協議)
全国大会の運営面を中心に協議

全構協・九州支部H部会

大東精機(兵庫)を訪問

最新鋭機と雇用維持に学ぶ

 全国鐵構工業協会・九州支部のHグレード部会(会長=赤木紀政・赤木鉄工所社長)は2月16日、会員11人で兵庫県尼崎市の大東精機(杉本真一社長)を訪問し、最新鋭の梁隅肉溶接システムやドリルコーピングマシン、人材確保・育成などについて学んだ。
(写真=大東精機にて記念撮影)
大東精機にて記念撮影

▽サービスについてのお問い合わせ・お申し込みは、お電話またはフォームよりお願い致します▽

株式会社
鋼構造出版
ホームページからのお問い合わせはこちら