鋼構造ジャーナル記事詳細

2025年4月14日号 NO.2235

2025年4月14日号 NO.2235

●会員ら約150人が出席して定期総会/エムエム建材安全協力会
●契約トラブル回避で意見交換/全構協九州支部・H部会
●鉄骨需要は19道県で増加/2月都道府県別着工統計
●AW検定の実技講習を実施/福岡県鉄構工業会
●群馬の物件に低CO2鋼材採用/東京製鉄、関東建設、佐藤商事
●鉄骨技術フォーラム24⑨/寸法精度検査表への記入要領
●新社長登場/大森工業(千葉)・阿部光雄氏
●特集/溶融亜鉛めっき加工
●合同意見交換会と技術研修/島根・鳥取鉄構工業会・青年部会
●「被災ファブに何ができるか」/全青会近畿・中部ブロック

村山会長「今年度も実りある活動を」

会員ら約150人が出席して定期総会

エムエム建材安全協力会

 エムエム建材の取引先ファブなどで構成するエムエム建材安全協力会(会長=村山功・ムラヤマ社長)は7日、東京都千代田区のKKRホテル東京で「令和7年度第21回定期総会」を開き、会員ら約150人が出席した。総会では前年度の活動報告・決算、今年度の活動計画・予算などを可決した。
 冒頭、村山会長は「どんなけがでも小さいうちに再発防止へ向けてしっかり反省して対策し、対応してもらいたい。今年度も実りある活動を行っていきたい」とあいさつした。
(写真=約150人が出席した第21回定期総会)
約150人が出席した第21回定期総会

AW検定の実技講習を実施

一人ひとりの溶接を指導

福岡県鉄構工業会

 福岡県鉄構工業会(理事長=金山享一・共栄工業社長)はこのほど、日本エンドタブ協会の協力を得て、鞍手郡鞍手町のOMテック鞍手工場でAW検定の合同実技講習会を開いた。今年の受験を予定する8社25人が座学と実技を受講した。
 同工業会はこれまで、会員の技術向上を目的にAW検定の申し込みや試験内容に関する講習会を開いてきた。それに続いて実技講習を開き、受験者自身の溶接技能を指導した。
(写真=座学でAW検定について学ぶ)
座学でAW検定について学ぶ

群馬の物件に低CO2鋼材採用

鉄骨用3000㌧、国内で最大規模に

東京製鉄、関東建設工業、佐藤商事

 東京製鉄、関東建設工業(本社・群馬県太田市、髙橋明社長)、佐藤商事の3社は7日、東京都千代田区の東京製鉄本社で記者会見し、群馬県太田市の東武鉄道・太田駅前再開発事業において東京製鉄が製造・販売する低CO2鋼材『ほぼゼロ』のH形鋼を鉄骨向けに約3000㌧採用することが決まったと発表した。国内の単一案件での採用では最大規模になる。鉄骨は鐵建(群馬県藤岡市)、栄輪工業(栃木県下野市)のHグレード2社が製作する。
(写真=(左から)東京製鉄・奈良社長、関東建設工業・髙橋社長、佐藤商事・野澤社長)
(左から)東京製鉄・奈良社長、関東建設工業・髙橋社長、佐藤商事・野澤社長

合同意見交換会と技術研修

「ともに山陰の発展目指す」

島根・鳥取鉄構工業会・青年部会

 鳥取県鉄構工業会の青年部会(会長=西原泰仁・大照建工専務)と島根県鐵構工業会の青年部会(会長=岡崎健吾・建鉄工業取締役工務課長)はこのほど、島根県松江市の松江エクセル東急で合同研修会を初開催。業界の課題についての意見交換会とDXに関する技術講習会を実施した。合同研修会には両県から約20人が参加した。
 意見交換会は1班4〜5人のグループに分かれ、それぞれ課題を挙げ、その対策案について意見を交わした後、内容を発表した。
(写真=初の合同研修会に約20人が参加)
初の合同研修会に約20人が参加

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