
2025年8月25日号 NO.2254
●JSCA九州と意見交換会/全構協・九州支部
●外国人労働者の日本離れ懸念/近畿ハイグレード会
●海外研修事業などを準備へ/全構協九州支部・H部会
●全構協との懇談内容を確認/全青会がウェブ理事会
●新専務理事/ 全構協・山田安彦氏
●新社長登場/楠健作氏・楠鉄工(静岡)
●「日建連2025表彰」を決定/日本建設業連合会
●亜鉛めっき鋼板のAD調査開始/増加する輸入鋼材に対抗
●地区別鉄骨景況/全国各地の動向調査
●電炉IV④/金子大剛・中部鋼鈑社長
●外国人労働者の日本離れ懸念/近畿ハイグレード会
●海外研修事業などを準備へ/全構協九州支部・H部会
●全構協との懇談内容を確認/全青会がウェブ理事会
●新専務理事/ 全構協・山田安彦氏
●新社長登場/楠健作氏・楠鉄工(静岡)
●「日建連2025表彰」を決定/日本建設業連合会
●亜鉛めっき鋼板のAD調査開始/増加する輸入鋼材に対抗
●地区別鉄骨景況/全国各地の動向調査
●電炉IV④/金子大剛・中部鋼鈑社長
JSCA九州と意見交換会
共同事業案などについて協議
全構協・九州支部
全国鐵構工業協会・九州支部(支部長=岩永洋尚・岩永工業社長)は20日、福岡市博多区の八仙閣で日本建築構造技術者協会(略称・JSCA)九州支部(支部長=重松正幸・FACTORY社長)と意見交換会を開催。共同事業案や業務で使用する標準ディテール集の作成・活用案などについて意見を交わした。
会議では、①共同事業②鉄骨加工の標準ディテール集③鉄骨需要の動向——などについての質疑と回答を準備、その内容に沿って進行した。
(写真=共同事業案について意見交換)
会議では、①共同事業②鉄骨加工の標準ディテール集③鉄骨需要の動向——などについての質疑と回答を準備、その内容に沿って進行した。
(写真=共同事業案について意見交換)

山積みは来年春までが中心
外国人労働者の日本離れ懸念
近畿ハイグレード会
近畿地区のHグレード鉄骨製作工場有志で組織する近畿ハイグレード会(世話人=佐野勝也・タニシン専務)は19日、大阪市福島区のホテル阪神で例会を開き、参加会員から山積み状況や人材確保などについてヒアリングした。
山積み状況については、2026年春までの仕事を確保しているとする報告を中心に、前後2~4カ月の幅があることを確認した。この間、70~80%程度の稼働率の時もあるものの、数カ月ごとに極端に上下する山谷が発生しており、安定的な稼働状態とは言い難いとした。
(写真=山積み状況などヒアリング)
山積み状況については、2026年春までの仕事を確保しているとする報告を中心に、前後2~4カ月の幅があることを確認した。この間、70~80%程度の稼働率の時もあるものの、数カ月ごとに極端に上下する山谷が発生しており、安定的な稼働状態とは言い難いとした。
(写真=山積み状況などヒアリング)

全構協との懇談内容を確認
具体的な行動目標など説明
全青会がウェブ理事会
全国鐵構工業協会 青年部会(略称・全青会、会長=坂本泰雄・坂本建設社長)は18日、ウェブ上で今年度第4回理事会を開催した。
当日は7月下旬に行われた全構協三役と全青会三役との懇談会の概要を、坂本会長、金本貴範副会長らが報告。26年度からの全構協の組織下入りに向け、来期の役員体制の見通し、活動方針などを全構協側に説明し、具体的な行動目標として①次世代育成事業②全国連携強化③業界PR・社会発信④技術・安全・品質向上活動⑤全構協との連携強化——を示したと報告した。
(写真=ウェブ上で今年度第4回理事会を開催)
当日は7月下旬に行われた全構協三役と全青会三役との懇談会の概要を、坂本会長、金本貴範副会長らが報告。26年度からの全構協の組織下入りに向け、来期の役員体制の見通し、活動方針などを全構協側に説明し、具体的な行動目標として①次世代育成事業②全国連携強化③業界PR・社会発信④技術・安全・品質向上活動⑤全構協との連携強化——を示したと報告した。
(写真=ウェブ上で今年度第4回理事会を開催)

増加する輸入鋼材に対抗
亜鉛めっき鋼板のAD調査開始
普通鋼で初、中国と韓国が対象
中国や韓国から日本へ輸入される普通鋼のアンチダンピング(AD = 不当廉売)調査が始まった。政府は13日、韓国と中国の溶融亜鉛めっき鋼帯・鋼板(GI)に対するAD調査を開始すると発表した。中国の過剰生産と輸出が玉突き現象で韓国などに飛び火し、日本の輸入数量が増加して廉価製品が価格下落を招き、日本市場が被害を受けていると判断したようだ。今年7月のニッケル系ステンレス冷延鋼帯・鋼板のAD調査に続くもので、普通鋼としては初めてとなる。今後はGI以外の普通鋼に波及する可能性がある。