鋼構造ジャーナル記事詳細

2008年10月13日号 NO.1374

●東京鉄骨橋梁取手工場を見学/橋建協・意見交換会も
●国交省・8月の建築確認申請/前月比「やや低調」
●鉄骨評価センター/駒井鉄工大阪など14工場を適合に
●JSCA/構造設計一級建築士5983人を選抜
●19日に「越前・若狭・福井大会」/全国溶接技術競技会
●生産技術(富山)/宮野第1、2工場が完成、稼働
●堀井鉄工(富山)/全自動PL加工ラインを導入
●ノグチ(札幌)/パイプ自動切断機を新設
●東北版
●中部版
●神鋼・溶接カンパニー/タイ2工場で溶材ライン増設

主要CADメーカー6社が出展

栃木県鉄骨組合が展示説明会

約100名が来場、好評博す

 栃木県鉄骨業協同組合(理事長=柏渕武夫・共栄産業会長)は2日、宇都宮市の宇都宮市卸売団地で主要鉄骨CADメーカー6社が参加した「鉄骨CADだけの展示説明会」を開催した。鉄骨CADはかなり普及しているが、組合員にメーカー各社の最新の動向を知ってもらおうと企画したもので、当日は組合員約100名が訪れて各社の展示コーナーを回り、じっくり話を聞いていた。
(写真=各コーナーともメーカー担当者が熱心に説明)
 

東京鉄骨橋梁取手工場を見学

鋼材の入手難依然続く

橋建協が見学会と意見交換会

 日本橋梁建設協会(川田忠樹会長)は1日、橋梁製作工場の見学会と意見交換会(報道関係との)を行った。見学した工場は東京鉄骨橋梁取手工場(茨城県取手市、酒井克己工場長)。同工場では、とくに品質確保に力を入れ、製作前の図面作成、製作方法を重視、各工程のチェックを綿密に行っている。また意見交換会では、同協会から、鋼材の入手難が続いて工場の生産計画に支障が出ていることや、受注した工事の設計問題から詳細設計付き工事発注方式の取り組み状況が説明された。意見交換には川田会長ら正副会長、関係委員長が出席した。
(写真左=工場内の溶接ロボットライン、写真右=さまざまな議題で意見交換)
 

8月の建築確認申請・確認件数

前月比減で「やや低調」へ

国土交通省

 国土交通省は着工統計と関連して8月の建築確認件数などを発表したが、それによると確認申請件数は4万9821件(前年同月比3.5%増)、このうち鉄骨造のウエートが高いとされる1~3号建築物は1万4694件(同20.8%増)、また構造計算適合性判定申請件数は1891件。

宮野第1、第2工場が完成

レンタル機器の需要増に対応

生産技術(富山)

 産業用ロボットのレンタル、開発・製造を含む産業機器の大手レンタル会社、生産技術(富山市婦中町青島34TEL076・465・1000)はこのほど、増加するレンタル機器への需要に対応するために建設を進めていた宮野第1、第2工場が完成、稼働に入った。
(写真=第1工場内部)
 

全自動PL加工ライン導入

梁加工用の第3工場も建設

堀井鉄工(富山)

 富山県のHグレードファブ、堀井鉄工(富山市八町6059-1、堀井鉄也社長)はこのほど、プレート加工の合理化を図るため、敷地内の第2工場へ全自動プレート加工ラインを導入した。さらに、小サイズ用梁加工用第3工場の建設も敷地内で進めており、10月半ばの完成予定にある。

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