鋼構造ジャーナル記事詳細

2008年11月3日号 NO.1377

●東鉄の大幅値下げ/鉄骨ファブ業界は「静観」の構え
●羽田空港拡張工事/土木学会が報道関係者見学会催す
●全構協/鉄構技術展出展と全国大会・ビッグサイト決定
●「鋼材値下がりの実感ない」/日建連・BCS会長
●連載講座(1)/「溶融亜鉛めっき加工における留意点」
●JSSC/鉄構塗装技術討論会に200名参集
●北関東版
●北陸版
●新鉄構企業訪問/(株)倉科鐵工所(長野県)
●岡部/「OSリング工法」で追加評定取得
●福島県鉄構組合・青年部/新日鉄君津製鉄所を見学

垣見鉄工(愛知)を視察

ビルトH協議会・計26名参加

BH・鉄骨加工ラインを見学

 ビルトH協議会(会長=三木桂吾・桂スチール社長)は10月24日、研修行事の一環として垣見鉄工(愛知県愛西市、垣見好彦社長)の見学会を実施し、会員企業17社から26名が参加した。同会では4年前から会員企業を対象に年に1~2回、お互いの技術研鑽を目的に研修会を実施している。
(写真左=柱大組ラインなどを見学、写真右=会員企業17社から26名が参加)
 

東鉄大幅値下げとその余波

一部メーカーで追随の動き

鋼材動向に高い関心集まる

 東京製鉄が鉄スクラップ安と国際市場の減速感などを理由に、過去最大幅の値下げに踏み切った。すでに追随する電炉メーカーもあり、先安は必至の情勢。流通側では販売の減少と在庫の増加に加え、市況の先安という不安材料を抱えることとなり、在庫リスクは高まるばかりだ。鉄骨ファブリケーター業界全体に与える影響は少なくないだけに、電炉メーカー、店売り各社の対応、鋼材市況の推移など、今後の動向に注目が集まっている。

全構協・支部長連絡会議開く

鉄構技術展出展と全国大会の東京ビッグサイト開催決める

 全国鉄構工業協会(会長=山本康弘・トウジ工業会長)は10月22日、東京・中央区の鉄鋼会館で支部長連絡会議を開催し、「09鉄構技術展」への出展を決定するとともに、第3回全国大会についても鉄構技術展に併せて東京ビッグサイトで開催することを決めた。
(写真=山本会長)
 

溶接棒ホルダーの労働安全衛生規則

先月25日から一部改正

旧規格品も当面は使用可

 手溶接の際に用いる「溶接棒ホルダー」にかかわる労働安全衛生規則が一部改正され、10月25日から施行された。日本工業規格(JIS)で新たに制定された「新規格」適合品の使用を求める内容となっており、旧規格品は「経過措置」により当面の使用は可能だが、将来的には使用できなくなる見通しだ。

技能フェスティバルに出展

奈良県鉄構組合と青年部

来場者が溶接などを体験

 奈良県鉄構建設業協同組合(理事長=西窪正男・ニシクボ製作所社長)と同青年部(会長=中原稔・宏和工業工場長)は10月25~26日、橿原市の橿原公苑で開催された「第18回奈良技能フェスティバル」に出展し、多くの見学者が鉄骨加工の現場に親しんだ。
(写真=ハイテンションボルトの締め付けも)

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