鋼構造ジャーナル記事詳細

2009年5月25日号 NO.1406

●東日本地区Hグレード交流会/関東・東北・中部・北陸
●新社長/スノウチ(千葉県)・渡部康二氏
●鉄構技術展ニュース/あおき製作が柱大組立仮組装置
●新社長/西鉄工所(熊本県)・西博文氏
●連載講座(9)/溶融亜鉛めっき実務概論・藤村和男氏
●鉄構業界団体総会ニュース
●現地ルポ/中国・華胤鋼業有限公司鉄骨工場
●中国版
●九州版
●H工場ルポ/興和製作所(和歌山県)
●東京製鉄6月積み/10カ月ぶりに全品種据え置き

全国の鉄構組合で総会始まる

組合員一丸となって苦境克服を

「適正な品質と価格」の誓い新たに

 「〝適正な品質と価格の実現〟を目指し、節度ある自由競争を行うことが、業界の健全経営につながる。取り巻く受注環境はかつてないほど厳しいが、今一度、団結と協調、相互扶助の基本精神に立ち戻り、この苦境を組合員が一丸となって克服していこう」……。全国鉄構工業協会に所属する各都道府県の鉄構組合の総会が、今年も今月9日の広島を皮切りに一斉にスタートした。
(写真左=北海道機械工業会鉄骨部会、写真右=愛知県鉄構工業協同組合)
 

東日本地区Hグレード交流会

関東の呼びかけで
東北、中部、北陸が参加

合計62名が参集

 関東、東北、中部、北陸の4支部に所属するHグレードファブによる初の「東日本地区Hグレード交流会」が14日、東京・墨田区の第一ホテル両国で開催された。関東Hグレード協議会(熊倉吉一会長)の呼びかけによって実現したもので、関東から34名、東北12名、中部9名、北陸7名の計62名が参集。厳しさを増す現況の打開策を見出すべく、活発な討議を繰り広げた。
(写真=まず分科会が行われた)
 

技術開発、需要開発重点に

11月に「めっき年間大会」

溶融亜鉛鍍金協会が総会

 日本溶融亜鉛鍍金協会(理事長=高松伸吾・オーエム工業社長)は14日、東京・千代田区の如水会館で総会を開き、09年度事業計画や同予算などを原案どおり承認した。今年度事業では技術開発や需要開発を重点に推進する。

鉄骨工場を新設し、事業拡張

華胤(厦門)鋼業有限公司

日本市場視野にHグレード取得めざす

 中華人民共和国・福建省厦門(アモイ)市のファブリケーター、華胤(厦門)鋼業有限公司(海滄区東孚鎮山邊路68号、李志功総経理)が08年に立ち上げた鉄骨製作工場は、ビルトH形鋼の製造をメーンとし、月産能力は2500トン。国内有数のファブであるが、将来的には日本市場への参入を目指しているという。目下のところ、Hグレード認定を取得するため、技術力の向上、人材の育成、加工ラインの整備などに取り組んでいる。
(写真=工場の全景)
 

日立機材

油圧式制震ダンパー「ハイビルダム」

小型タイプ2機種を追加しシリーズ化

 日立機材(本社・東京、構造営業部TEL03・3615・5432)は、油圧式制震ダンパー「ハイビルダム」に低価格の小型タイプ2機種を追加し、シリーズを拡張した。低層ビルなどのニーズに対応、省スペース化を実現した間柱タイプも同時に発売した。

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