鋼構造ジャーナル記事詳細

2009年6月8日号 NO.1408

●全構協中部支部/『耐震特別委員会』を設置
●4月の鉄骨需要は約31万トン/国交省建築着工統計
●建築業協会/新会長に山内隆司・大成建設社長
●NTTデータ/構造設計者向けセミナー5会場で開催
●橋建協・正副会長が会見/「委員会」中心に事業活動
●連載講座(11)/溶融亜鉛めっき実務概論・藤村和男氏
●鉄構業界団体総会ニュース
●浜松アイ・テック/Mグレード取得、鉄骨エリア拡充
●大阪鉄構組合・R会/設計者に「鉄骨現場からの声」
●東北版
●四国版

鉄建協が第28回通常総会

第8代会長に川田忠裕氏(川田工業)

『魅力ある協会づくり』を

 鉄骨建設業協会(会長=大髙善靖・片山ストラテック会長)は5月28日、都内千代田区のKKRホテル東京で第28回通常総会を開催。任期満了に伴う役員改選で、第8代会長に川田忠裕副会長(川田工業社長)を選出した。
(写真左=生産性の改革や新素材への取り組み強化などで『魅力ある協会づくり』を目指す、写真右=川田新会長)
 

『耐震特別委員会』を設置

委員長には末松重夫氏就任
大分組合の足立氏を講師に講演会

全構協中部支部

 全国鉄構工業協会・中部支部(支部長=峯田伊津穂・東亜鉄工建設代表取締役専務)は2日、名古屋市・金山駅前の愛知県鉄構工業協同組合会議室で定例支部会を開催し、耐震特別委員会の設置を決定した。委員長には岐阜県鉄構工業協同組合の末松重夫副理事長(森脇工業会長)、副委員長には同組合の小栗優副理事長(日吉鉄工社長)が就任し、支部として耐震補強工事事業を強力推進していくことを確認した。
(写真左=真剣な表情で聴講、写真右=末松委員長)

推定鉄骨需要量は約31万トン

3カ月連続、30万トン台で推移

 国土交通省がまとめた4月の建築着工統計によると、全着工床面積は前年同月比32.5%減(前月比5.6%減)の943万1000平方メートルとなった。3カ月連続で1千万平方メートルの大台を割り込み、前年比では6カ月連続の減少。
 構造別では、S造が前年同月比41.8%減(前月比20.3%減)の296万1000平方メートル、SRC造は同29.9%減(同2.5%減)の21万7000平方メートル。この結果推定される鉄骨需要量は約31万トンの水準(前年同月は約52万トン)。

NTTデータ

構造設計者向けセミナー

「SEINセミナー」を5会場で開催

 NTTデータは、構造設計者に業界動向や技術情報などを提供する「SEINセミナー」を6月18日から、東京など全国5会場で開催する。耐震安全性をテーマとした基調講演、構造設計プログラム、大臣認定プログラム制度の最新の情報なども紹介する。

大阪R会が設計者を前に発表

適正グレードの指定を訴え

「工作しやすい鉄骨設計」も解説

 大阪府鉄構建設業協同組合のR、Jグレードと未認定工場で組織する大阪R会(会長=中川省吾・中川鉄建社長)は5月25日、大阪市の堂島ホテルで開催された関西建築構造設計事務所協会(略称=KSE、会長=西村清志・平田建築構造研究所社長)の総会・技術研修会へ参加、約100名の設計者を前に適正なグレード指定などを訴えた。
(写真=設計者など100名が集まった会場)

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