鋼構造ジャーナル記事詳細

2009年6月22日号 NO.1410

●東京地区鋼材市況展望/H形鋼高炉が1万3千円値下げ
●建専連が関東地整と意見交換/藤江全構協副支部長が出席
●鉄構技術展ニュース/画像計測研究所「イスバル」
●連載講座(13)/溶融亜鉛めっき実務概論・藤村和男氏
●連載/鉄骨一次加工変遷史(2)・大東精機・杉本忠博会長
●甲信越版
●北海道版
●鉄建協が安全衛生講習会/作業手順書で実践学ぶ
●ひと/旭日小綬章を受章した青木誠・長野鉄構組合顧問
●東京製鉄7月契約/H形鋼3000円値下げ
●栃木・千葉鉄骨組合が交流会/両県とも耐震工事が重点

長野県鉄構事業組合と岐阜県鉄構組合・東濃支部

鉄骨の適正価格受注で懇談会

両県関係を情報交換で強化へ

 長野県鉄構事業協同組合(理事長=髙木秀雄・フィット工業社長)と岐阜県鉄構工業協同組合(理事長=岩井章・三星工業社長)の東濃支部は12日、長野県下伊那郡の昼神温泉「湯元ホテル阿智川」で懇談会を開催した。ホスト県の長野県組合は髙木理事長ら8名、ゲスト県の岐阜県組合は岩井理事長ら11名が参加。両県間の情報交換を推進し、協力関係を強化することで鉄骨単価の適正価格での受注を目指す方針を固めた。
(写真=両県の受注状況を確認)
 

東京地区鋼材市況の現状と展望

H形鋼 高炉が1万3千円値下げ

夏場以降の需要動向が焦点に

 東京地区の鋼材市況は条鋼品種で一度は底値がみえたかに思えたが、長引く実需の低迷などを背景として、ジリ安が止まらない。新日本製鉄が6月契約分の店売り向けH形鋼の販価を1万3000円引き下げたものの、電炉メーカーの動向次第では、H形鋼を中心に再び下げ足が速まるとの観測も出ている。需要復調の先延ばし状況のもと、建築関係主要材料のH形鋼の値下がりは他品種の相場にも大きく影響を与えており、今後のメーカーの姿勢とともに夏場以降の需要動向に注目が集まっている。

建専連

関東地方整備局と意見交換

藤江栄一・全構協関東副支部長が鉄骨業界の実情などを説明

 建設産業専門団体連合会(才賀清二郎会長)は8日、埼玉県大宮市のさいたま新都心合同庁舎2号館で関東地方整備局幹部と第10回意見交換会を開いた。全国鉄構工業協会の関東支部からは藤江栄一副支部長(茨城県鉄構工業協同組合理事長、第一藤江鉄工建設社長)が出席した。
(写真=建専連(右)と関東地方整備局)

「鉄骨検査(製品・超音波)学科講習会」150名が受講

全構協・関東支部

 全国鉄構工業協会の関東支部は13、14の両日、東京都中央区のエンパイアビルで建築鉄骨検査技術者(製品・超音波)学科講習会を開催し、関東や甲信越地区のファブ関係者ら約150名が受講した。
(写真=真剣な表情で試験に臨む)

鉄建協が安全衛生講習会開く

作業手順書の作成で実践学ぶ

 鉄骨建設業協会(会長=川田忠裕・川田工業社長)は10日、東京都中央区の鉄骨橋梁会館で会員の安全衛生担当者ら約20名を集め、「安全管理者講習会」を開いた。
(写真=安全衛生担当者ら20名が参加)

全国ビルトH工業会

岡山県で第11回総会を開催

新会長に梅田氏(タカマサ社長)を選出

 全国ビルトH工業会(会長=三木桂吾・桂スチール社長)は12日、岡山県美作市の桂スチール保養所で第11回定時総会を開催し、任期満了に伴う役員改選で新会長に梅田栄吉・タカマサ社長(東日本ビルトH工業会会長)を選任した。副会長には土屋敏彦・浜松アイ・テック社長(ビルトH協議会会長)が就任し、三木会長は相談役となった。
(写真=工場認定制度のさらなる認知活動を)

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