鋼構造ジャーナル記事詳細

2010年3月1日号 NO.1446

●全構協関東支部会/市場環京さらに厳しく
●異形棒鋼が千円アップ/物調の2月資材価格調査
●新社長/立松鉄工(愛知県)・鎌田隆吉氏
●東京製鉄3月契約/全品種を2カ月連続で値上げ
●建築学会中国支部/古い鋼構造仕口を破断実験
●全鉄評09年度前期適合工場/合計132工場
●日本エンドタブ協会/NPO法人設立の認証受ける
●新社長/イシバシ(福岡県)・石橋寛之氏
●首都圏版
●中国版
●H工場ルポ/エムテック(福島県)・圧倒的な設備力

「与信管理」の重要性を学ぶ

「東構塾」が3期・第1回講義

東京経済の井出豪彦氏が講演

 東京鉄構工業協同組合の若手経営者・技術者育成プロジェクト、「東構塾」(宇留野清塾長)の第3期・第1回目となる授業が先月20日、東京都中央区の組合会議室で開かれた。特別講演で東京経済の井出豪彦・情報副部長が建設業界の現況と対策を解説したほか、宇留野塾長が会計・財務の仕組みを講義した。
(写真=第3回第1回目となる「東構塾」)

全構協関東支部が会合

市場環境はさらに厳しく

組合運営にも深刻な打撃

 全構協関東支部(支部長=池田英敏・東京鉄構工業協同組合理事長)は2月23日、都内中央区の鉄鋼会館で支部会を開いた。各都県の近況報告では、鉄骨市場の低迷により、各社とも厳しい経営対応を強いられていることを確認したほか、景気悪化が組合運営にも深刻な打撃を与えている状況が浮き彫りとなった。
(写真=池田支部長の再選を決める)

異形棒が1000円アップ

H形鋼は強含みの横ばい

物調の2月資材価格調査

 建設物価調査会は2月上旬に調査した主要建設資材の価格動向をまとめた。このうち、東京地区の鋼材関係は異形棒鋼が原材料の上昇によって前月比で1000円値上がりしてトン5万2000円となった。また、等辺山形鋼も3000円アップのトン7万円になった。H形鋼、中厚板は横ばいだったが強含みで推移している。

全鉄評 09年度前期適合工場

H20工場、M44工場、R61工場、J7工場

 全国鉄骨評価機構は、09年度前期適合工場(合計132工場)を公表した。大臣決裁日は1月29日付で、認定書は今月中旬に適合工場に送付された。認定工場のグレード別内訳はH20工場、M44工場、R61工場、J7工場。

日本エンドタブ協会

NPO法人設立の認証受ける

明後日3日に登記、設立へ

 日本エンドタブ協会は、先月24日に神奈川県知事から特定非営利活動法人(NPO法人)設立の認証を受けた。これを受け、明後日3日に登記を行い、同日付でNPO法人に移行。松崎博彦・日本溶接構造専門学校教授を会長とする新体制のもと、事業活動をスタートさせる。

▽サービスについてのお問い合わせ・お申し込みは、お電話またはフォームよりお願い致します▽

株式会社
鋼構造出版
ホームページからのお問い合わせはこちら