鋼構造ジャーナル記事詳細

2010年4月5日号 NO.1451

●全構協・九州、中国、四国3支部が理事長交流会
●2月の鉄骨需要は約30万トン/国交省建築着工統計
●ステンレス構造建築協/JSSCと合併「感謝の会」
●新社長/日鉄トピーブリッジ(愛知)・吉武考三郎氏
●橋梁建設協会が総会/重要度増す保全事業に注力
●連載ルポ/シャー業界の『今』/富士鉄鋼センター
●特集/『ステンレス構造』・需要拡大へ
●近畿版
●九州版
●JSNDI諮問委員会/合格率の目安設定も
●愛知産業/仮想溶接訓練システムを発売

「大連盛陽創栄鋼結構」を設立

大連で盛大に設立祝賀会開く

日本の施工図、ファブが出資

 大連盛陽重工(本社・中国大連市、孫永睦董事長)と日本の創建構造企画(本社・兵庫県西宮市、越前孝司社長)、神栄鉄鋼(本社・大阪市西淀川区、塩谷秀和社長)の3社が共同出資して「大連盛陽創栄鋼結構有限公司」を設立、3月27日に中国大連市のフラマホテルで関係者80名を集めて盛大に祝賀会を開催した。
(写真=祝賀会での記念撮影)

九州・中国・四国が理事長交流会

全構協3支部の全理事長が参集

組合加入メリットなどで協議

 全国鉄構工業協会の九州・中国・四国の3支部は3月26日、広島県廿日市市の「みやじま杜の宿」で「理事長交流会」を開いた。隣接する3支部の協調関係の構築、共通課題の克服などを目的に01年から毎年開催しているもので、当日は全構協の求心力向上策や需要激減、市況混乱などの景気低迷下の打開策について協議した。
(写真=公共工事は県内ファブが受注できるよう協力の必要を確認)

推定鉄骨需要量は約30万トン

民間非居住用、前年比20%減

 国土交通省がまとめた2月の建築着工統計調査報告によると、全着工床面積は前年同月比11.8%減(前月比3.7%減)の864万1000平方メートルとなり、うち民間非居住用は同19.8%減の304万平方メートルとなった。この結果推定される鉄骨需要量は約30万トンの水準(前年同月は約37万トン。

重要度増す保全事業に注力

「五つの誓い」活動も継続

日本橋梁建設協会が総会

 日本橋梁建設協会(会長=須賀安生・駒井鉄工社長)は3月25日、東京・港区西新橋の協会会議室で通常総会を開き、10年度の事業で供用橋梁の保全事業に会員各社が取り組みやすくなる環境作りを展開していくことを決めた。増大する橋梁の老齢化に伴う補修・保全に関する発注者支援や技術支援を行う橋梁長寿命化支援センター業務を、新たに開始する。さらに「橋建協五つの誓い」の具体的な活動も継続していく。
(写真=新年度の課題を述べる須賀会長)

仮想溶接訓練システムを発売へ

愛知産業 安全・効率的に溶接訓練

 愛知産業(本社・東京都品川区TEL03・3447・0201)は、アークを発生させずに半自動溶接のトレーニングができる仮想溶接訓練システム「Virtual Welding(バーチャル・ウェルディング)」を4月21日から発売する。フローニアス社製。販売価格398万円
(写真=Virtual Welding)

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