鋼構造ジャーナル記事詳細

2010年6月28日号 NO.1463

●ホーチミン職業技術大学/ファブ専門の研修生を教育
●日本橋梁建設協会/『橋の相談室』を開設
●H形鋼4カ月続伸で8万円/物調の6月資材価格調査
●連載・シャーリング業界の『今』/豊鋼材工業
●寄稿/「上海万博」紀行(上)田中実、藤田茂明
●JSCA賞を発表/作品賞は渡邊秀幸氏
●新社長/湊工業所(千葉県)・湊康彦氏
●清水建設/ゼネコンの鉄骨3次元CAD
●首都圏版
●中部版
●アマダマシンツール/展示会『構機DAY』を開催

「ホーチミン職業技術大学」

広域関東圏建設関連協同組合

「日本溶接コース」開設で開校式

 ベトナム国ホーチミン市にある労働傷病兵社会省直轄の工業専門学校「ホーチミン職業技術大学」(グィェン・ティ・ハン学長)に、日本の基準に基づく「日本溶接コース」を日本の広域関東圏建設関連協同組合が開設し、18日に開校式を挙行した。
(写真=グィェン・ティ・ハン学長(中央左)と村田首席領事(同右)が握手)

ファブ専門の研修生を教育

「ホーチミン職業技術大学」

広域関東圏協組と共同運営

 ベトナム国ホーチミン市にある労働傷病兵社会省直轄の工業専門学校「ホーチミン職業技術大学」(グィェン・ティ・ハン学長)に18日、日本の「広域関東圏建設関連協同組合」が、「日本溶接コース」を開設した。開校式で、在ホーチミン日本国総領事館の村田哲己首席領事は「現在、日本の溶接労働者の確保は難しく、深刻な問題。同校の開設により、日越両国の建設業界の活性化、経済関係の強化に寄与することを大いに期待している」とコメント。また全構協の大森繁専務理事は「JIS溶接技能検定がベトナムで受験・取得できることは画期的。日本の若年労働者が減少するなか、卒業生がファブ業界の一端を担っていくことを期待する」とエールを送った。
(写真=実技場入り口で記念撮影)

『橋の相談室』が1日に開設

橋梁の技術的な諸問題に対応

橋建協が専門紙との意見交換会

 日本橋梁建設協会(須賀安生会長)は15日、東京・西新橋の同協会会議室で、第1回専門紙各社との意見交換会を開き、今年度の重点項目にあげられている橋の相談室の発足や、保全工事の積算適正化に向けた活動などを説明したのも。
(写真=『橋の相談室』の業務内容などを説明)

H形鋼4カ月続伸で8万円

仮需一巡して先行き横ばいに

物調の6月資材価格調査

 建設物価調査会は、6月上旬に調査した主要建設資材の価格動向をまとめた。このうち東京地区の鋼材関係は、H形鋼が原料価格の上昇などを背景に、4カ月連続で前月比1000円値上がりしてトン8万円となった。

展示会『構機DAY』を開催

新参入の開先、切削機を披露

アマダマシンツール ファブ中心に60社、70名来場

 アマダマシンツール(本社・神奈川県伊勢原市石田200TEL0463・96・3351=切削販売部)は18、19の両日、本社構内で展示会『構機DAY』を開いた。今月から販売を開始したH形鋼の開先加工機と自動グラインダー装置の実機をユーザーに披露するとともに、両分野への新規参入によって実現した同社単独製品による一次加工自動化ラインを「トータルソリューション」として提案することを目的としたもの。鉄骨ファブユーザーを中心に2日間で60社、延べ70名余りが来場した。
(写真=実演で機能や能力を確認)

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