鋼構造ジャーナル記事詳細

2010年9月27日号 NO.1476

●『日中建築構造技術交流会』/第9回、日本で初開催
●人と話題/横河ブリッジHD社長に就任・吉田明氏
●H形鋼7万2千円で横ばい/物調の9月資材価格調査
●連載(2)/中国・唐山海港経済開発区の現状
●ベトナムでJIS溶接試験/日本溶接コース34名受験
●メタルワン建材安全協力会/会員60名参集
●大阪鉄構組合・北大阪支部/不採算物件見送り浸透
●建築用アンカーボルト協/10月にJIS規格化公示へ
●北海道版
●中部版
●松山鋼材(千葉)/太陽光の架台受注が好調

平成22年度臨時総会を開催

山梨県鉄構工業会

鉄構溶接協会と統合で簡素化へ

 山梨県鉄構工業会(理事長=中出英三・山梨建鉄社長)は17日、甲府市内の山梨県鉄構会館で関係者らが参集し、平成22年度臨時総会を開催した。議案では同組合の解散の件を審議し、山梨県鉄構溶接協会(会長=飯田章雄・飯田鉄工社長)と統合することを決定。同組合員は9月30日の解散のあと、全員が鉄構溶接協会の会員となる。
(写真=山梨県鉄構溶接協会との統合を決定)

『日中建築構造技術交流会』

第9回交流会、東京で日本初開催

日中構造技術者267名が一堂に

 日本と中国の建築構造分野の研究者の技術交流と友好促進を目的に1993年に設立された『日中建築構造技術交流会』の第9回交流会が17と18の両日、都内の日本大学理工学部1号館で開催され、日本側から135名、中国側から132名が出席した。
(写真=記念写真に並ぶ出席者)

「札幌北ビル」が着工

鉄骨4千トンはファブ選定中

柱材に電炉鋼材を本格採用

 三菱地所とTKテクノサービスは9月7日、ステーションパーク札幌駅北口を一体開発する「札幌北ビル」の建設工事に着工した。鉄骨量は約4000トンが見込まれているが、柱材を中心に電炉鋼材を本格採用する。

「品質証明ガイドライン」講習会

鉄建協・関西支部が開催

鉄建協提案や適用時の対応法も

 鉄骨建設業協会の関西支部(支部長=北山恭尚・片山ストラテック社長)は14日、大阪ミナミのなんばパークスで『建築構造用鋼材の品質証明ガイドライン』への対応に関する講習会を開催。これまで一般的に用いられてきた裏書きミルシート方式に替わる新しい品質証明方式として、日本鋼構造協会の鋼材品質証明検討委員会がまとめた同ガイドラインへの認識を徹底させるほか、品質証明の取り扱い方に対する鉄建協の基本的考え方を提示した。
(写真=協会の基本スタンスや対応法などを確認)

太陽光の架台受注が好調

松山鋼材(千葉) 10月に新ヤードに着手

 鉄鋼加工・販売メーカーの松山鋼材(本社・千葉県旭市飯岡、向後賢司社長)は、工場や倉庫の胴縁加工に加えて太陽光発電設備の架台の受注が好調で、月間生産量は通常よりも500トンほど多い約1600トンに達している。工場はフル生産が続いており、人員増強のほか、太陽光を担当するグループを組織して対応している。
(写真=フル生産のみけどうぶち塙工場。この裏に新ヤードを建設する)

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