鋼構造ジャーナル記事詳細

2010年10月25日号 NO.1480

●全国厚板シヤ工組/第1回全国青年交流会を開催
●H形鋼が2千円下落/物調の10月資材価格調査
●連載(6)/中国・唐山海港経済開発区の現状
●JSCA/「構造デザイン発表会」を開催
●全構協、鉄建協/全国6会場で鉄骨管理技術者試験
●ビクトリー(千葉)/鋼材加工で短納期に対応
●新社長/木村建設工業(兵庫県)・丸尾寿市氏
●特集/日本溶接構造専門学校
●東北版
●北陸版
●岩谷産業/ガス&ウェルディングラリー

「見積もり有料化」など要望

広島県鉄構工業会

中国地方整備局と懇談会開催

 広島県鉄構工業会(理事長=中島秀晴・三和鉄構建設社長)は13日、広島市の中国地方整備局建政部会議室で建政部および営繕部と地域懇談会を実施し、(1)積算見積もりの有料化(2)ファブへの発注金額などの詳細な入札内容の公表(3)ブローカー的不良業者の排除および国土交通大臣認定工場への直接発注――の3点の意見要望を出した。
(写真=広島組合(右)が中国地方整備局と懇談、3点の要望書を提出)

「第1回全国青年交流会」を開催

全国厚板シヤリング工業組合

大手と中小、地域間で格差鮮明に

 全国厚板シヤリング工業組合(理事長=髙木建・富士鉄鋼センター社長)は15日、組合員企業の若手経営者や幹部候補らによる地域を越えた交流と情報交換を目的に「第1回全国青年交流会」を開催した。当日は東京をはじめ、北海道、東海、大阪、九州の5支部から32社・34名が参加。東京支部青年会(会長=長澤裕介・武部産業社長)の主催のもと、都内の大型鉄骨造物件をめぐる見学会、各支部による情勢報告などを行った。
(写真=臨海大橋をバックに記念写真)

H形鋼が2千円下落のトン7万円

先安観から弱含み推移の公算大

物調の10月資材価格調査

 建設物価調査会は、10月上旬に調査した主要建設資材の価格動向をまとめた。このうち東京地区の鋼材関係は、H形鋼が鉄スクラップ価格の反落と需要減退で下げ圧力が強まり、流通筋は採算割れ回避に向けて価格維持を目指している。

全国6会場で鉄骨管理技術者試験

1級770名、2級417名

受験者数は前年度比28.3%減

 全国鉄構工業協会と鉄骨建設業協会の共同実施による「鉄骨製作管理技術者」の平成22年度試験が16日、全国6会場で一斉に行われた。受験者数は1級770名、2級417名の計1187名。前年度実績より28.3%減(1級209名減、2級260名減)だった。
(写真=真剣な面持ちの受験者。東京会場)

鋼材加工で短納期に対応

Rグレード取得を目指す

ビクトリー(千葉)

 配送事業を核に鋼材加工や鋼管杭、仮設機材の製作などの多角経営で業績を伸ばしているビクトリー(本社・千葉県浦安市、本多信雄社長)は、鋼材加工で多品種・短納期に対応する体制の整備を進めてきたが、さらに品質の向上を目指して工場認定資格の取得を目指している。
(写真=小ロット・短納期対応で工場はフル稼働)

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