鋼構造ジャーナル記事詳細

2011年1月24日号 NO.1493

●全国鉄骨協議会/緊急・不況突破大会に200名参加
●ジャパンプローブ/昨年売上高20%増の5億4千万円
●新春インタビュー/11年課題と方針を聞く/粕谷 強、中村 皓一、正井 耕一郎、清原 裕次、小川 愼一、伊藤 勝信、杉本 真一、多田 益男、渡部 康二、廣谷 良則、古里 龍平、菅原 昭、中村 泰章、市野 登、多木 正夫、熊谷 和彦、近藤 健司、大津 尚彦
●中国莱鋼グループ/日本拠点の「天成鋼業」設立
●トピックス/長野県鉄構組合が顧問県議と懇談会

350名集い、新年の決意新たに

全国鉄構工業協会が賀詞交歓会

全鉄協主催で不況突破大会も

 全国鉄構工業協会(会長=米森昭夫・ヨネモリ会長)は19日、東京都港区の第一ホテルで会員、賛助会員、来賓関係者ら約350名の参集のもと、平成23年新年賀詞交歓会を開催した。
(写真左=あいさつを述べる米森・全構協会長、写真右=新年賀詞交歓会)

「緊急・不況突破大会」を開催

全国鉄骨協議会が主催

限界価格や重点5項目を採択

 鉄骨需要の大幅減少と長期化、指し値攻勢や安値受注の横行で鉄骨ファブ各社の倒産や廃業、工場閉鎖などが相次ぎ、極めて深刻な課題となっているが、こうした現状を打破しようと全国鉄骨協議会(代表幹事=緒方義則・近畿ブロック代表)は19日、東京都港区の第一ホテルで「緊急・不況突破大会」を開催した。同大会には全国の鉄構組合から正副理事長ら約200名が参加、「現状価格より2万円アップ」の鉄骨限界価格と5項目で構成される重点活動項目を盛り込んだ大会決議文を全員一致で採択した。
(写真左=開催趣旨を述べる緒方代表幹事、写真右=有志参加の全国規模での不況突破大会は今回が初めて)

ジャパンプローブ(神奈川)

昨年売上高20%増の5億4千万円

〝宇宙・海洋・生体〟研究開発で増収加速

 神奈川県の超音波検査・計測用プローブメーカーのジャパンプローブ(本社・横浜市南区中村町1―1―14、小倉幸夫社長)が、この不況下でも増収増益で好調だ。昨年の売上高5億4000万円は前年比20%アップ、利益も5400万円(利益率10%)を確保した。

日本拠点の「天成鋼業」を設立

中国・莱鋼グループ ゼネコン等の関係強化目指す

青島・加工センターが年内完成へ

 中国・莱鋼グループの日本国内の活動拠点として、このほど天成鋼業(東京都港区)が設立された。今年完成予定の「加工センター」(中国青島市)の本格稼働で日本向けの受注体制が拡充されるのを機に、さらなる営業強化を図る目標がある。
(写真=青島鋼結構加工基地全景)

顧問県議との懇談会を開催

長野県鉄構事業協組

耐震補強鉄骨で『新潟方式』要望

 長野県鉄構事業協同組合(理事長=髙木秀雄・フィット工業会長)は14日、長野市内のホテル国際21で「顧問県議との懇談会」を開催した。顧問県議は、石田治一郎、平野成基、萩原清の3氏が出席。また、長野県建設部の岡村篤・施設課長と同長谷部昭夫・建築指導課副主任専門指導員が臨席した。
(写真=顧問県議に3つの要望を伝える)

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