鋼構造ジャーナル記事詳細

2011年4月18日号 NO.1505

●全構協関東支部経近委/「秋口以降に明るい兆しも」
●ピープル/神戸製鋼所新執行役員・山口貢氏
●インタビュー/田中礼治・建築学会東北支部長に聞く
●シャーリング業界の『今』/シー・エス・ケイ
●宮城鉄構組合・猪股勝三理事長、武田信市理事に聞く
●原発事故の放射能問題/震災スクラップへの対応急務
●建築学会/東北地方太平洋沖地震緊急報告会から
●関東版
●中部版
●新鉄構企業訪問/坂本建設(有)(大阪府)
●新日鉄「ときわ会」/復旧需要増も依然荷動き低迷

所属ファブの震災被害は少数

全構協・関東支部

東北地区復旧の応援要請も

 全構協・関東支部(支部長=並川栄三・新潟県鉄骨工業組合理事長)は13日、都内中央区の鉄鋼会館で今年度初の支部会を開催。東日本大地震による支部所属ファブの被害はごく一部かつ軽微にとどまり、各社の稼働に大きな支障が出ていないことを確認した。
(写真=関東支部所属ファブの被害状況を確認)

「秋口以降に明るい兆しも」

震災関連で一部中止延期物件

全構協関東支部・経近委員会

 全国鉄構工業協会関東支部の経営近代化委員会(冬木金雄委員長)は11日、東京・八丁堀の東京鉄構工業協同組合事務所で委員会を開き、各都県の鉄骨景況や東日本大震災の影響などの報告や意見交換を行った。景況では受注の低迷が続き、Hグレードクラスでも多くて4カ月、M・Rグレードクラスでは0~2カ月ときわめて厳しい状況にある。ただ、秋口以降の引き合い物件が多くなっており、明るい兆しもある。
(写真=引き合い増加や地元受注の報告も)

「(仮称)KS計画新築工事」

6月から地下鉄骨工事始まる

1万7千トンは川田、片山、東骨

 株式会社歌舞伎座とKSビルキャピタル特定目的会社が東京都中央区に建設する大型プロジェクト「(仮称)KS計画新築工事」(通称・歌舞伎座建替え計画)の躯体工事が今年6月から始まる予定だ。鉄骨量は1万6650トンで、製作は川田工業・栃木工場(約40%)、片山ストラテック・東京工場(約15%)、東京鉄骨橋梁(約45%)のSグレード3社が受注した。

ユーザー研修会でvr17を披露

テクラ

新バージョンや活用法を紹介

 3次元構造系CADメーカーのテクラ(東京HO・東京都品川区TEL03・5769・3351、大阪本店TEL06・6225・2622、宮本信太郎社長)は6日、大阪駅前のヒルトンプラザウエストでテクラ・ユーザーデイ2011を開催。同社製の3次元CADシステムTekla Structures(テクラ・ストラクチャーズ)のユーザー約30名が参加した。
(写真=新機能を学ぶ実務担当者)

効率的な施工図作成に向けて

JSCA中部・鉄鋼系部会

「鉄骨一図」の機能を紹介

 日本建築構造技術者協会(略称・JSCA)中部支部技術委員会鉄鋼系部会(主査=柴田緑氏)は8日、名古屋市中区の清水建設名古屋支店で例会を開き、鉄骨構造図自動作成ソフトの紹介と意見交換を実施した。当日はJSCA会員のほか、事業に協力している全青会中部ブロック会員らも参加した。
(写真=図面作成や3D図面を表示)

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