鋼構造ジャーナル記事詳細

2011年5月30日号 NO.1511

●10年度都道府県別鉄骨需要/37地区で前年度比増に
●AW検定協議会・西日本/「より多くの資格者育成」
●H形鋼は2千円上伸の8万2千円/物調の5月調査
●「東日本大震災関連ニュース」
●全構協・震災対策協力本部/被災ファブに支援活動
●大手ファブトップ(2)/横河ブリッジ・藤井久司社長
●大手ファブトップ(3)/高田機工・寳角正明社長
●鉄構業界団体総会ニュース
●日本橋梁建設協会/新会長に昼間祐治・IHI副社長
●関東版
●九州版

高田機工和歌山工場を見学

厚板シヤリング組合大阪・神姫

ユーザーの使用現場から学ぶ

 全国厚板シヤリング工業組合の大阪支部(支部長=木村秀明・日鉄神鋼シャーリング社長、会員23社)と神姫支部(支部長=齊藤淳泰・齊藤鋼材社長、会員7社)は20日、橋梁・鉄構メーカーでSグレードファブの高田機工和歌山工場を見学した。
(写真=2支部から40名が参加し技術的見識を高める)

10年度都道府県別鉄骨需要

37都道府県で前年度比が増加

北海道地区は12.6%の減少

 国土交通省が発表した建築着工統計から換算した10年度の都道府県別鉄骨需要量は、前年度比で徳島が68%増、島根が60.8%増、山梨が54.4%増、熊本が51.6%増、富山が51.3%増になるなど、47都道府県中37都県で前年度比増、全体でも7.1%の増加となった。

「より多くの資格者養成に力」

AW検定協議会・西日本

溶接品質の向上で社会貢献へ

 AW検定協議会・西日本(代表=藤田佳広・大林組本店統括部長、会員48名)は5月18日、大阪・心斎橋のホテル日航大阪で平成23年度通常総会を開き、第25次収支決算、第26次予算案や組織案、推進活動計画案、対応文書類の改・制定、運用規定細則とQ&Aの改定など、一部報告を含む7議案を原案どおり可決・承認した。
(写真左=藤田代表、写真右=7議案を可決し、新会員を紹介)

H形鋼は2千円上伸の8万2千円

需要低水準で横ばい推移に

物調の5月資材価格調査

 建設物価調査会は、5月上旬に調査した主要建設資材の価格動向をまとめた。このうち東京地区の鋼材関係は、H形鋼については震災復旧関連の引き合いが一段落し、需要は低水準で推移するとの見方が広がっている状況で、年初からの上げ基調に天井感が出てきたが、流通各社は強い販売姿勢を続け上伸し、前月比2000円アップのトン8万2000円となった。

新会長に昼間祐治・IHI副社長

社会貢献度を広くアピールへ

日本橋梁建設協会が総会

 日本橋梁建設協会(会長=須賀安生・駒井ハルテック社長)は20日、東京・虎ノ門の同協会会議室で通常総会を開き、10年度の事業報告、収支決算を承認するとともに、任期満了に伴う役員改選の結果、新会長には昼間祐治・IHI副社長、副会長には藤井久司・横河ブリッジ社長、岡崎雅好・東京鉄骨橋梁社長および中島威夫専務理事がそれぞれ選出された。
(写真=PDCAサイクルのチェックを計画)

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