鋼構造ジャーナル記事詳細

2015年8月31日号 NO.1733

●停滞期対策など議論/全構協近畿支部・商社交流会
●国交省/第2四半期の建築確認・申請交付とも微増
●H形鋼は7万7000円/物調の8月資材価格調査
●新会長/スタッド協会・芝﨑安宏氏
●大手ファブトップ③/JFEエンジ・川畑篤敬常務
●大手ファブトップ④/宮地エンジ・青田重利社長
●新社長/和商(札幌)・市川博靖氏
●データからひも解く/大阪ファブ仕事量の推移
●北海道版
●東北版
●カワモト(長野)/第2工場が本格稼働を開始

停滞期の景況維持対策など議論

全構協近畿支部・商社交流会

現況の良好な関係の拡充策も

 全国鐵構工業協会の近畿支部(支部長=籠谷昇・籠谷鉄工所社長)と近畿支部経営近代化委員会(委員長=殿尾晃弘・三智工業社長)は26日、JR福島駅前のホテル阪神で、近畿地区で鉄骨営業を展開する商社との懇談会﹁近畿鉄構交流会﹂を開催。近い将来に懸念される鉄骨需要停滞期の景況維持対策などで意見を交わした。
(写真=幅広いテーマで活発に意見交換)
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ベトナムに溶接訓練所を開設

日本・ベトナム関係者が共同出資

溶接の技能実習生を現地教育

 近年、溶接技能者の人材不足が深刻化、外国人技能実習生制度の活用が目立っているが、この橋渡し役を担うべく日本とベトナムの関係者の手によって新会社が設立された。新会社名はVIJA VIETNAM 。今年6月に登記され、ベトナムのハノイに事務所と技能実習生の訓練所がオープンした。
 資本金は1500万円。出資は、日本側が岩間溶接(埼玉県三郷市)の岩間裕一社長、原産業(東京都葛飾区)の原博之社長、北二(富山県氷見市)の北林延元社長、ベトナム側がグエン・ヴァン・ルオン氏(FCC社長)、グエン・ヴァン・フック氏(設計技師)ら日本・ベトナムの関係者。
(写真=新会社を設立した日本側関係者(右が岩間社長、左が原社長))
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第2工場が本格稼働を開始

第1工場は10月までに再構築

カワモト(長野)

 ビルトH外販メーカーの最大手として知られるカワモト(本社・長野市川中島町、河本龍一社長)が、長野県飯山市の第1工場の隣接地に建設を進めていた第2工場が5月に竣工、板継ぎや孔あけなど一次加工を中心とした専用工場として本格稼働を開始した。ビルトH一貫製作工場としての再構築を図っている第1工場の整備は10月にも完了する見通し。
(写真=工場内部)
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「ものづくり親子体験教室」

親子が共同で溶接作業体験

奈良県鉄構建設業組合が参加

 奈良職業能力開発促進センターなどの主催、橿原市や奈良県鉄構建設業協同組合(理事長=針田勉・針田鉄工所社長)などの後援による「ものづくり親子体験教室」が22日、奈良県橿原市城殿町のポリテクセンター奈良で開催された。
 当日は親子共同で溶接作業による置時計づくりや模型、アクセサリーなどの作成に取り組んだ。
(写真=奈良ものづくり体験教室に参加した昌島利都子さん(左)と楓太くん)
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