鋼構造ジャーナル記事詳細

2011年7月18日号 NO.1518

●東京地区形鋼市況/底入れ感台頭、安値回避へ
●新会長/日本建築構造技術者協会/金箱温春氏
●国交省大臣表彰/全構協・加藤、舩山氏、団体・鉄建協
●新社長/全国鉄骨評価機構・千代一郎氏
●大手ファブ10年度決算/7社が経常減益、2社赤字
●特集/溶融亜鉛めっき加工技術と需要動向
●新会長/スタッド協会・三好栄二氏
●新社長/エヌ・エス・アイ(三重県)・西井孝之氏
●四国版
●九州版
●ピープル/岩上鋼材・岡本好雄氏・専務東京支店長

学校施設の耐震製作が本格化

潜在需要の早期具体化に期待

「分離発注」など対応強化へ

 学校施設の夏場施工を控えて全国的にK型ブレースなどの耐震補強製作工事が現在、本格化を迎えている。設計対応や予算措置など東日本大震災の影響を受けた関係もあり、若干、発注時期のずれ込みが懸念されたが、量的には「例年並み」(都内のMグレードファブ)とし、「量的枯渇感が蔓えんする厳しい業界環境にあって、ようやく耐震補強でひと息ついた状況」(同)とする声も少なくない。
(写真=学校施設の耐震補強)

底入れ感台頭、安値回避へ

東京地区形鋼市況

荷動き低迷、在庫増がネック

 東京地区では、H形鋼をはじめとした形鋼類の市況に底入れ感が出始めた。電炉各社が販価を据え置いたほか、鉄スクラップの国内相場が小幅ながら続伸しているためで、「これ以上の下げはない」(問屋)との観測から、安値折り合いを回避する機運が強まってきた。

国土交通大臣表彰

全構協・加藤氏、舩山氏が受賞

優良団体として鉄建協が受賞

 国土交通省は、平成23年建設事業関係功労者国土交通大臣表彰(建設事業関係功労)受賞者を発表した。
 このうち住宅・建築事業関係で、福島県鉄構工業組合専務理事の舩山秋英・舩山工業社長、さらに全国鉄構工業協会副会長である加藤卓郎・加藤組鉄工所社長(神奈川県)が、多年建築材料に精励するとともに関係団体の役員として業界の発展に寄与したことにより受賞した。
 また、鉄骨建設業協会(会長=川田忠裕・川田工業社長)が、多年建設関係団体として鉄骨建設業者の経営改善・工事施工の合理化の指導に努め業界の発展に尽力した功績が評価され、優良団体として表彰された。
(写真左=加藤氏(左)と舩山氏、写真右=鉄建協の岡崎副会長)

神戸製鋼所 溶接事業部門

キャラバンカーで鉄骨溶接ロボ実演

全国の商社、ファブを巡回

 溶接機材・産業機器展の「MACウェルディングフェアin関東」が8、9の2日間、パシフィコ横浜で開かれ、神戸製鋼所溶接事業部門はキャラバンカーに搭載した省スペース型鉄骨コア・仕口兼用溶接ロボットシステムを実演した。
 鉄骨溶接ロボット搭載のキャラバンカーはすでに青森県を訪れ、今後も全国の商社、ファブで実演・PRを積極的に行う。
(写真=170社が出展)

エーブルが3部門で最優秀賞

京都溶接技術競技会表彰式

鋼構造出版賞は鹿間氏が受賞

 京都府、日本溶接協会京都府支部(支部長=山本康弘・トウジ工業相談役)、京都鉄構工業協同組合(理事長=伊藤佳治・ナガオカ社長)などの主催、当社(鋼構造出版大阪支社)などの後援で5月14日に開催された京都府溶接技術競技会の表彰式が8日、京都御所西側・蛤御門前の平安ホテルで挙行された。
 外観検査、各種曲げ試験など厳正な判定の結果、5部門の最優秀賞(知事賞)では、4種目の総合部門は、被覆アーク溶接の部に小西栄二氏(ウェルドワン)が2年連続で、炭酸ガス半自動溶接裏当金なしの部は中村正美氏(エーブルコンストラクション)が、鉄骨溶接を想定した炭酸ガス半自動溶接裏当金ありの部は鹿間敦氏(同)が、ティグ溶接の部は林恭弘氏(北村鉄工所)が、また団体部門はエーブルコンストラクションの吉岡武志、鹿間敦、本多博樹チームがそれぞれ受賞した。5部門中3部門で、Hグレードファブでもあるエーブルが最優秀賞を獲得した。
 また、最も鉄骨溶接を想定した鋼構造出版賞(炭酸ガス半自動溶接裏当金あり横向の部)は、鹿間氏が昨年の吉岡氏に続きエーブルから受賞した。鹿間氏は、企業と同様に3部門で栄冠に輝いた。
(写真=前列が最優秀賞受賞者。左から小西、中村、鹿間、林、エーブルチーム吉岡の各氏)

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