鋼構造ジャーナル記事詳細

2011年10月24日号 NO.1532

●矢田工業(福島)/橋桁で放射能問題が発生
●髙梨晃一・東大名誉教授「学会大賞」/教え子が祝福
●鉄骨製作管理技術者試験/全国6会場で実施
●東京都・吉野課長/緊急輸送道路沿道建築物の耐震化
●東京製鉄11月契約/全品種を5000円値下げ
●カネトミ北勝興業(北海道)/ネットワークカメラ活用
●『グランフロント大阪』/報道関係者集め現地見学会
●北海道版
●東北版
●浜松アイ・テック(静岡)/溶接H『AAA』申請
●全構協九州支部・H会/在九州10商社と懇談会

技術発表会に430名が参加

日本橋梁建設協会

東日本大震災被害報告など実施

 日本橋梁建設協会(会長=昼間祐治・IHI副社長)は14日、東京・銀座の銀座ブロッサムホールで東京地区の「平成23年度橋梁技術発表会および講演会」を開催した。技術発表会、伊藤學賞表彰式、特別講演が行われ、会員をはじめ官公庁やコンサルなど関係者約430名が参加した。
(写真=会員をはじめ官公庁、コンサルなどが参加。関係者約430名が受講)

矢田工業(福島)

橋桁で放射能問題が発生

同社「国が基準を決めてほしい」

 大阪府が発注した同府河内長野市の架橋工事で福島県郡山市のHグレードファブ、矢田工業(成田正樹社長)が製作した橋桁について、橋の周辺住民が「放射能汚染が不安だ」として、同府富田林土木事務所に対して別の業者への発注を要求し、同社が2月に製作を終えた橋桁が現場搬入できない事態になっている。取材に対し同社は「国がまず基準を決めてもらいたい」とし、工業製品の放射線量に関する明確な国の基準がないことが、施工者側にとっても住民側にとっても問題を客観的に解決する判断材料がない点で、ジレンマになっているとした。
(写真=橋梁事業が90%を占める矢田工業)

全国6会場で鉄骨管理技術者試験

1級598名、2級317名

受験者数は1、2級とも減

 全国鉄構工業協会と鉄骨建設業協会の共同実施による「鉄骨製作管理技術者」の平成23年度試験が15日、全国6会場で一斉に行われた。
(写真=東京会場)

浜松アイ・テック(静岡)

溶接H『AAA』を申請

創意工夫でコストダウン

 静岡県の浜松アイ・テック(袋井市中新田1800、土屋敏彦社長)は今年度下期の溶接H形鋼認定で、新設された『AAA』ランクを評価機関である日本鉄骨評価センターに申請し、現在、取得へ向けて体制整備を進めている。

全構協九州支部・Hグレード部会

在九州10商社との懇談会を開催

共存共栄めざし協力した活動を

 全国鉄構工業協会の九州支部(支部長=角毅四郎・博陽工業社長)と同Hグレード部会(部会長=永井毅・永井製作所社長)は12日、福岡市博多駅前のセントラーザ博多で在九州商社との懇談会を開催した。
(写真=計49名が6グループに分かれて意見交換)

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