鋼構造ジャーナル記事詳細

2011年11月7日号 NO.1534

●11年度上半期の鉄骨需要/前年比4%増の224万トン
●9月の鉄骨需要は約31万トン/国交省建築着工統計
●今年度は8.5%増の44.6兆円/建設投資見通し
●建築学会近幾・鉄骨部会/「うめきた」見学会に70名
●秋の叙勲/才賀清二郎・建専連会長が旭日中綬章
●南部鋼材(大阪)/一次加工充実へ複合機を導入
●京都、大阪鉄構組合RJ会/太陽工業瑞穂工場を見学
●近畿版
●四国版
●新鉄構企業訪問/成伸工業(株)(千葉県)
●日立機材/柱梁接合部材「スマートダイア工法」発売

鉄建協/創立30周年

記念事業で技術発表と祝賀会

関係者330名が集い節目祝う

 鉄骨建設業協会(会長=川田忠裕・川田工業社長)は2日、創立30周年記念事業として、東京・中央区の八重洲富士屋ホテルで「第3回技術発表会」を挙行。祝賀会には会員や賛助会員のほか関係団体をはじめとする来賓など約330名が参集し、協会の歴史の節目を祝った。
(写真=技術発表会会場)

前年同期比4%増の224万トン

一刻も早い回復・改善を期待

11年度上半期の鉄骨需要量

 国土交通省の建築着工統計をベースとした11年度上半期(4~9月)の推定鉄骨需要量は約224万トンとなり、昨年度同期実績(約215.3万トン)比で4.0%増加した。

推定鉄骨需要量は約31万トン

6カ月ぶり前年割り込む

 国土交通省の9月の建築着工統計調査報告によると、全着工床面積は前年同月比13.6%減(前月比21.0%減)の974万1000平方メートルと、6カ月ぶりに前年実績を下回った。全床面積中のS造、SRC造の比率は33.0%となり、推定される鉄骨需要量は約31万トンの水準(前年同月は約40万トン)と6カ月ぶりに前年を割り込んだ。

1次加工充実へ複合機導入

南部鋼材(大阪) 品質精度を一層高める狙い

 大阪地区の有力鋼材特約店、南部鋼材(松原市丹南1-403-1、南部忠彦社長)は、さらなる一次加工業務の充実を目指し、1台で形鋼小型サイズの孔あけ・切断が可能な複合機を導入した。約3カ月で20カ所ほどの改良・調整を経て、このほど本格稼働を開始した。
(写真左=導入した複合機ドリルソー、写真右=南部社長)

太陽工業瑞穂工場見学会開く

京都鉄構組合RJ会・大阪鉄構組合R会

膜構造建築の最新技術を研修

 京都府鉄構工業協同組合のRJ会(会長=三田孝・ミタ工業社長)は10月26日、技術研修事業の一環として、組合員企業で膜構造物の世界的大手、太陽工業の瑞穂工場(船井郡丹波町八田)の見学会を開催した。同見学会には大阪府鉄構建設業協同組合のRグレード会(会長=中川省吾・中川鉄建社長)も協賛し、両RJ会の共同開催となった。
(写真=瑞穂工場正面前で)

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