鋼構造ジャーナル記事詳細

2011年12月12日号 NO.1539

●国交省/津波の設計法で追加的知見
●全構協/鋼材品質証明説明会/中部皮切りに9支部で
●国交省/建築確認件数、8月以降10月まで4万件台
●富士金属工業(兵庫)/知恩院修復用大屋根2千トン
●国総研講演会/鉄骨造被害、耐津波設計法に言及
●鉄連・東京講習会/「建築用鋼材とその利用技術」
●近畿・中四国・九州の建築計画(S造)
●ビルトH協議会/「広報委員会」を新設へ
●関東版
●中部版
●新鉄構企業訪問/(株)三和工業所(千葉県)

横浜ガルバー小山工場を見学

茨城県鉄構組合・青年部が研修事業

めっきに対する理解を深める

 茨城県鉄構工業協同組合青年部(部会長=石山龍也・石山建設工業専務)は2日、部会員7名を集めて、研修事業と交流会を開催した。一行は横浜ガルバー小山工場(栃木県小山市)と森永製菓(同)を訪れた。
(写真=横浜ガルバー小山工場前にて)

津波の設計法で追加的知見

津波荷重設定の合理化を明示

国土交通省

 国土交通省は建築基準整備事業で、津波に対し構造耐力上安全な建築物の設計法などに係る検討を進めており、検討成果として中間取りまとめが明らかにされた。これを受けて、住宅局長名で11月17日に「津波に対し構造耐力上安全な建築物の設計法等に係る追加的知見について」(国住指2570号)を技術的助言として地方公共団体に通知した。

品質証明ガイドラインの説明会

中部を皮切りに全国9支部で

全国鉄構工業協会

 全国鉄構工業協会(会長=米森昭夫・ヨネモリ会長)は今月14日の中部支部を皮切りに来年1月下旬までの日程で、全国9支部に向け「建築構造用鋼材の品質証明ガイドライン」の説明会を開催する。

知恩院修復用大屋根2千トン

富士金属工業(兵庫)が受注

 浄土宗の総本山、知恩院(正式名称・華頂山智恩教院大谷寺=京都・東山)が、宗祖・法然の800回忌に際し10月に挙行した大遠忌法要の記念事業として進めている平成の大修理のなかで、最大規模の工事となる御影堂(本堂=国宝)および集会堂の半解体修理用架構の大屋根工事の鉄骨2000トンを、兵庫県のHグレードファブ、富士金属工業(神戸市西区玉津町、杉山清巳社長)が受注した。
(写真=大改修となる御影堂)

公立学校のS造化に手応え

ベトナム研修生の現地面接も

三重県鉄構組合が理事会

 三重県鉄構工業協同組合(理事長=伊藤一美・恭和工業社長)は11月30日、津市一色町の鉄構組合会館で定例理事会を開き、学校の建て替え案件でS造の採用が計画されていることを明らかにした。三重県ではこのほど、成川小学校(南牟婁郡紀宝町)の建て替えでS造の新校舎を計画したが、山間部という地域的な特性もあって鉄筋コンクリート造よりコストメリットに優れている点を評価し、S造の採用に至ったとしている。
(写真=学校S造化の動向に注目するよう話し合う)

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