鋼構造ジャーナル記事詳細

2015年12月28日号 NO.1750

●2015年の鉄構業界総括/不正問題の影響を懸念
●小山田・岩手県鉄構組合理事長/中小企業長官賞表彰
●H形鋼は7万3000円に/物調の12月資材価格
●阪神高速道路と神戸大学が連携/地震解析と人文社会
●東京都溶接協会/若手溶接コンクールに6校25名
●作図業務「COLABO」/品質、スピード、対応力
●東群鋼材(群馬)/「鳥獣被害対策事業部」を新設
●ベトナムの建設・ファブ事情/フジタの上野氏に聞く
●大阪鉄構組合・エンドタブ講習/2名が最優秀技能者
●東京製鉄 1月契約/3カ月連続で全面据え置き

岩手県鉄構組合 小山田理事長

中小企業庁長官表彰を受賞

 岩手県鉄構工業協同組合の小山田周右理事長(小山田工業所会長)が「中小企業庁長官表彰」を受け、15日に盛岡市のホテルメトロポリタン盛岡ニューウィングで開かれた岩手県中小企業団体中央会の創立60周年記念式典において、東北経済産業局の守本憲弘局長より表彰状を授与された。達増拓也県知事ら約400名が臨席した。
(写真=表彰を受ける小山田理事長(右))
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「鳥獣被害対策事業部」を新設

新規事業を積極的に展開へ

● 東群鋼材(群馬) ●

 群馬県の鋼材販売業者、東群鋼材(本社・佐波郡玉村町、荒井大祐社長)は、新規事業として「鳥獣被害対策事業部」を今年9月に新設した。現在、本格的な営業活動を展開している。
(写真=ラインアップした防護柵)
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ベトナムの建設・ファブ事情

フジタ・ホーチミンの上野氏に聞く

 建築鉄骨構造技術支援協会(略称SASST、理事長=田中淳夫・宇都宮大学名誉教授)は今月2~5日の日程でベトナム南部地区を訪問。同国最大の経済都市であるホーチミン市を拠点に、DAIDUNG社(ロンアン省)、PEBスチール社(バリア・ブンタウ省)の現地大手ファブ2社や、鉄骨造工場の建設現場などを視察した(本紙12月14日付既報)。一時に比べて勢いを失ったとされるベトナム経済だが、現在も一定の成長率を確保しており、日本を含む海外からの直接投資も引き続き堅調。また現在、ホーチミン市では、ベトナム初の地下鉄となる『ホーチミン地下鉄1号線CP1B工区』の工事が進行しており、駅設置予定地周辺で高級マンションの建設が相次ぐなど活気にあふれる。ここで、準大手ゼネコン、フジタの技術者として20年間に渡ってベトナム・ホーチミンに滞在、施工管理業務に従事し、今回のSASSTによる研修で建築現場などを案内いただいた上野修二氏に、ベトナム国内の建設およびファブ事情を聞いた。
(写真=上野氏)
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宇都宮の温浴施設新築工事

NDコア、トウテツコラム採用

テクノスチールダイシン(栃木)

 栃木県のMグレードファブ、テクノスチールダイシン(栃木県宇都宮市、石田裕之社長)は、現在施工中の(仮称)インターパーク宇都宮南温浴施設整備計画新築工事で、日鉄住金建材のNDコア、東京製鉄のトウテツコラムを採用し、施工の合理化、コスト低減に貢献している。
(写真=「(仮称)インターパーク宇都宮南温浴施設整備計画」建方状況)
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