鋼構造ジャーナル記事詳細

2012年2月6日号 NO.1547

●11暦年の鉄骨需要/前年比1.4%増の約426万トン
●12月の鉄骨需要は約35万トン/国交省建築着工統計
●12年度は2.3%増の45兆円/建設投資見通し
●JSCA関西が賀詞交歓会/「震災の経験生かして」
●全青会/名古屋で第10期・最後の理事会開催
●Hグレード工場ルポ/鈴木鉄興㈱(千葉県)
●福井県鉄工組合が全体会議/「組合員の団結強化」
●北海道版
●東北版
●高砂金属工業(大阪)/人材教育プログラムを構築
●日立機材/杭頭接合工法「HBJ工法」を発売

応答制御建築物調査報告会

日本免震構造協会/JSCA

東北地方太平洋沖地震での免震・制振

 日本免震構造協会(西川孝夫会長)が主催し、日本建築構造技術者協会(略称・JSCA)が共催する報告会「東北地方太平洋沖地震に対する応答制御建築物調査」が先月26日、東京都新宿区の新宿NSビルで開催され、構造設計者など290名が聴講した。
(写真左=あいさつする西川会長、写真右=関心が高く満席となった報告会)
 

11暦年鉄骨需要は約426万トン

3年連続で400万トン台の低水準

望まれる需要回復と経営改善

 国土交通省の建築着工統計をベースとした昨年12月の鉄骨推定需要量は35.3万トンで推移。この結果、11暦年鉄骨需要は累計で約426.1万トンとなり、前年同期実績(約420.2万トン)をやや上回る需要水準となった。同時に世界的な金融危機などで記録的な落ち込みをみせた09暦年実績(約410.7万トン)から3年連続で400万トン台の低位需要が続いたことになる。

推定鉄骨需要量は約35万トン

4カ月ぶり前年を上回る

 国土交通省の12月の建築着工統計調査報告によると、全着工床面積は前年同月比1.2%減(前月比4.6%減)の1015万7000平方メートルとなり、前月の増加から再び減少に転じた。全床面積中のS造、SRC造の比率は35.5%となり、推定される鉄骨需要量は約35万トンの水準(前年同月は約33万トン)と4カ月ぶりに前年を上回った。

全青会

第10期最後の理事会

人材バンク等は来期も検討継続

 全国鉄構工業協会・青年部会(略称・全青会、会長=吉岡晋吾・吉岡工業専務)は1月28日、愛知県名古屋市の愛知県鉄構工業協同組合事務局で理事会を開いた。2年間に渡り活発な活動を繰り広げてきた第10期役員体制での最後の理事会。これまでの事業の進捗、成果を確認するとともに、今春、兵庫県神戸市で開く次期全国大会の運営について最終調整を行った。
(写真=次期全国大会の最終調整も)

トピックス

福井鉄工組合が全体会議を開催

「組合員の団結強化」を目指して

 福井県建設鉄工協同組合(理事長=岡本征雄・オカモト鐵工社長)は1月25日に福井市のユアーズホテルフクイで全体会議を開催した。組合活動を構成員により知ってもらい、理解してもらうことで、「組合員の団結の強化」を実現していくことを目的にしたもの。09年にも開催しており、今回は「今こそ、組合員が一致団結して業界発展に取り組まなければならない」という強い意識から3年ぶりの開催となった。
(写真=4委員会と各部会の活動を報告)

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