鋼構造ジャーナル記事詳細

2012年2月27日号 NO.1550

●近畿Hグレード会/山積み、引き合いは回復基調に
●中川鉄工所(東京)/建築大賞「ホキ美術館」の鉄骨
●H形鋼は1千円下落の7万円/物調の2月資材調査
●サステナブル建築賞/鉄骨造、SRC造で5作品受賞
●全国ビルトH工業会/SAW試験の結果を報告
●全構協・後継経営者・幹部研修/代表の感想文(上)
●特集/建築用鋼材の現状と鉄骨需要
●関東版
●北陸版
●東京製鉄3月契約/2カ月連続で全面据え置き
●東北鉄構連/東北地方整備局と意見交換

「電炉鋼材フォーラム」開催

普通鋼電炉工業会

電炉業界の動向などを紹介

 普通鋼電炉工業会(会長=栗川勝俊・合同製鉄社長)は17日、東京都港区のヤクルトホールで会員のメーカーをはじめ、官公庁、流通、設計、ゼネコン、研究機関などユーザーら約500名を集め、「2011年度電炉鋼材フォーラム」を開催した。同フォーラムはユーザーに電炉について理解を求める趣旨で行われ、今回で10回目となる。
(写真=東日本大震災で鋼構造である桟橋は被害が皆無との報告も。官公庁、流通、設計、ゼネコン、研究機関などから約500名が参加した)

山積み・引き合いは回復基調の手応え

「近畿Hグレード会」開催

受注価格は依然採算ラインに遠し

 「東高西低」の業界天気図を表す傾向が確認された。17~18日に兵庫県但馬地区・城崎温泉の「西村屋本館」で開催された、近畿地区のHグレード鉄骨製作工場の有志で組織する「近畿H会」(代表世話人=元古典雄・元古鉄工社長)の定例会での情報交換を通じ、山積み状況や物件の引き合いは微少ながら回復感はあるものの、受注価格は平均してトン1万円以上の採算割れを訴えており、「引き合い活況なれど(受注を決断する上での)障害高し」の状況がクローズアップされた。
(写真=赤字受注拒否の意志を認識)

工業高校生対象の非破壊セミナー

千葉・東総工高で初開催

 全国で初めての『明日を担う次世代のための非破壊検査セミナー』が21日、千葉県旭市の県立東総工業高校で開催された。工業高校の生徒に非破壊検査のイロハを知ってもらおうと、主催のCIW検査業協会、共催の日本非破壊検査協会、日本溶接技術センター、日本非破壊検査工業会の4団体が企画したもの。同校電子機械科の2年生40名が受講した。
(写真=超音波探傷を体験する生徒たち)

墜落災害防止の安全研修会

現物目視KYの特徴などを解説

新潟県鉄骨工業組合

 新潟県鉄骨工業組合(理事長=並川栄三・藤木鉄工社長)は17日、新潟県新発田市で、平成23年度安全研修会を開催、理事・組合員など約35名が出席した。建設業労働災害防止協会新潟支部の中川功・教育講習課長を講師に招き、「墜落災害を防止しよう!〝リスクアセスメント〟による現物目視KYの実践」をテーマに研修が行われた。
(写真=熱心に受講する組合員)

東北地方整備局と意見交換

東北鉄構連 2月期定例役員会を開催

 東北鉄構工業連合会(会長=村山功・山形県鉄構工業組合理事長、ムラヤマ社長)は15日、仙台市のホテル白萩で2月期定例役員会および東北地方整備局との意見交換会を開催した。
(写真=意見交換会での村山支部長(右))

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