鋼構造ジャーナル記事詳細

2016年3月21日号 NO.1762

●建材市場の現状と見通し/荷動き停滞、市況弱含み
●JANDT/会員検査会社の「経営実態調査」
●日構専・平成27年度卒業式/ファブ子弟ら18名巣立つ
●東京ネジ製作所/建築・建材展にハグボルトなど出展
●新社長/太陽工機製作所(神奈川)・佐々木慎一氏
●TNBが大阪で定例会/横河ブリッジ工場など見学
●関東版
●中部版
●桂スチール(岡山)/姫路工場に製品ヤード建設
●大東精機/800角コラムに対応の形鋼切断機開発
●愛知県鉄構組合/次期理事長に大島嗣雄氏を内定

荷動き停滞、市況は弱含み

建材市場の現状と見通し

H形鋼市況に底入れ気配も

 東京製鉄が全品種の3月契約販価を引き下げた。狙いは、先行する市況の下落に歯止めをかけ、底値形成を図ることにある。だが、その意を汲む流通関係者も「値下げが悪い方向に働き、市況の下押しを促すのでは」と懸念。メーカーや流通としては夏場に向けて市況の底値を形成し、地固めをしておきたいところだ。では、潮目の変化はいつ到来するのか。1~3月は需要の踊り場局面にあり、4~6月も大きく盛り上がることはなさそう。ただ、「3月に入って荷動きが若干上向き、5~6月頃建方の物件の引き合いが増えてきた」ことは好材料で、H形鋼については底入れ感が台頭しつつある。

日構専

平成27年度卒業式を挙行

ファブ子弟ら18名が巣立つ

 日本溶接技術センター付属日本溶接構造専門学校(略称・日構専、大北茂学校長)は11日、神奈川県川崎市の同校大講堂で平成27年度卒業式を挙行。設備・構造安全工学科2年生6名、鉄骨生産工学科2年生4名、溶接・検査技術科1年生8名の計18名が習得した技術を社会で生かすことを誓い、新たな一歩を踏み出した。卒業生の主な就職先は、ファブリケーターのほか、産業機械メーカー、プラントエンジニアリング、検査会社など。
(写真=卒業生と教授・講師陣で記念撮影)
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横河ブリッジ工場など見学

「信頼される製品の提供を」

TNBが大阪で定例会開く

 鉄骨二次部材加工グループ(通称・TNB、会長=福岡賢・福岡社長)は11日、大阪府堺市のダイワロイネットホテル堺東で第15回定例会を開催し、出席会員から近況を聴取。足元は忙しいながら全体的に一服感があるとの報告が大半を占めたことを受け、信頼される製品を社会へ提供するとともに、情報交換を密にすることで、経営安定につなげていくことを決めた。
(写真=横河ブリッジを見学)
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上條鋼材(長野)

創立70周年で九州に記念旅行

新日鉄住金・八幡を見学

 建築・土木用鋼材の販売を主業務とする上條鋼材(本社・長野県松本市和田、上條隆章社長)は今月、創立70周年を迎えることから、3日から5日の日程で社員研修を兼ねて九州への記念旅行を行った。
 記念事業には同社の社員約20名が参加。3日に新幹線で九州に向かい、新日鉄住金・八幡製作所(福岡県北九州市戸畑区)を訪れ、高炉や圧延など一連の工程を見学し、同社が取り扱う鋼材製品の製造工程や技術を学んだ。
(写真=新日鉄住金・八幡製作所を見学(前列左から3番目が上條社長))
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