鋼構造ジャーナル記事詳細

2012年5月28日号 NO.1563

●29府県で前年比増加/11年度都道府県別鉄骨需要
●H形鋼は横ばいの7万円に/物調の5月資材価格
●鉄塔協会/有田会長ら再任、新副会長に山納茂治氏
●鉄構業界団体総会ニュース
●AW検定西日本/藤田代表再選、新副代表に福森氏
●同行ルポ/鉄建協・マレーシアなどで現地調査
●特集/ビルトH業界の現状と展望
●中国版
●四国版
●F・ヒロタキ(千葉)/白井工場の厚板溶断本格稼働
●日鉄住金建材/仙台製造所完全復旧で式典催す

仙台で支部長連絡会議・懇談会

全構協・東北支部

大震災と復興状況を話題に

 全国鉄構工業協会(会長=米森昭夫・ヨネモリ会長)は18日、宮城県仙台市のホテルメトロポリタンで支部長連絡会議を開催。そのあと東洋館へ場所を移し、東北支部(支部長=村山功・ムラヤマ社長)との懇談会を行った。
(写真=仙台で開催された支部長連絡会議)

11年度都道府県別鉄骨需要

29府県で前年度よりも増加

東北地区は12.7%増える

 国土交通省が発表した建築着工統計から換算した11年度の鉄骨需要量は本紙5月7日付のとおり、前年度比3.0%増の約431万トン。都道府県別の鉄骨需要量は、神奈川が同31.0%増のほか、岐阜が28.6%増、愛媛が26.9%増、岩手が26.3%増など、47都道府県中18府県で10%以上の増加となった。一方、富山が21.4%減と20%以上の減少となった。全体としては29府県で前年より増加となった。

藤田代表再選、新副代表に福森氏

AW検定西日本 検定電子化の円滑運用策も検討

 AW検定協議会・西日本(代表=藤田佳広・大林組本店統括部長、会員53名)は17日、大阪・心斎橋のホテル日航大阪で平成24年度通常総会を開き、任期満了に伴う役員改選の結果、藤田代表の再選を可決承認した。また副代表2名のうち中本浩二氏(日本設計)の退任に伴い、福森享理事(東畑建築事務所理事・構造部長)を新選出した。椿英顯氏(竹中工務店大阪本店設計部監理部長)は再選。

仙台製造所完全復旧で感謝の会

日鉄住金建材 被災乗り越え、世界一目指す

 日鉄住金建材(本社・東京都江東区、増田規一郎社長)・仙台製造所(仙台市宮城野区)は東日本大震災の津波で製造設備が壊滅的な被害を受けるも、1年以上にわたる従業員らの懸命な復旧作業によって昨年8月の6インチラインに続き、今月16インチラインが操業を再開するに至った。同社はこれをもって完全復旧を果たしたとし、今月17日には商社や特約店などの取引先や行政関係者ら250名を招き、同製造所の見学会と仙台市内で「操業再開感謝の会」を開催した。
(写真=250名が参加した式典)

埼玉県鉄構業協同組合

固形タブ試験に20名が挑戦

 埼玉県鉄構業協同組合(金井重夫理事長)は22日、川越市の鉄構会館で「平成24年度固形エンドタブ技量付加試験」を実施した。通算11回目となった今回の試験には、Mグレード9社、Rグレード1社から計20名(新規9名、継続8名、再受験3名)の溶接技能者が参加。例年の合格率が50~60%前後という難試験に臨んだ。
(写真=20名の受講者)

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