鋼構造ジャーナル記事詳細

2012年6月4日号 NO.1564

●11年度鋼橋受注は26万8千トン/道路橋が10%減
●橋梁建設協会が総会/海外事業での提案力向上を
●AW協議会東日本総会/検定業務の電子化運用開始
●亜鉛めっき高力ボルト協/技術者認定講習に160名
●鉄構業界団体総会ニュース
●日鉄住金建材/仙台製造所にSGタワー実用第1号
●関東版
●近畿版
●東日本ビルトH工業会/総会後「認定制度勉強会」
●岡部・旭化成建材/ベースパック採用3百万柱達成
●全構協・北陸支部/木下支部長など新体制決定

一般社団法人に移行へ

鉄建協が第31回通常総会

来年4月の設立目指す

 鉄骨建設業協会(会長=川田忠裕・川田工業社長)は24日、都内千代田区の協会事務局会議室で第31回通常総会を開き、来年4月の設立を目標に、一般社団法人への移行認可申請を行うことを決めた。
(写真=一般社団法人移行へ定款の変更や諸規定を制定し、役員も選任。新年度事業計画では生産性の改革など3点の重点項目を掲げた)

11年度鋼橋受注は26万8000トン

道路橋が前年比10.2%減の25万4773トン

日本橋梁建設協会が調査

 日本橋梁建設協会(会長=昼間祐治・IHI取締役)はこのほど、11年度の会員会社36社の鋼橋受注量をまとめた。それによると、11年度の鋼橋受注は対前年度比9.6%減の26万8125トンとなった。

検定業務の電子化運用開始

AW検定協議会・東日本

HPを充実、英語版解説も

 AW検定協議会・東日本(代表=護雅典・竹中工務店技術部技術部長付)は5月24日、東京都江東区の「ティアラこうとう」で第27次通常総会を開催した。
 総会あいさつで護代表は検定の円滑推進を第一の責務としたうえで、AW検定協議会の組織としての特徴を生かした横のつながりの強化を強調。また、「建築鉄骨の鋼材や溶接ワイヤの高強度化や極厚材を使用する工事が増え、一方でこれまで通り強度が490Nまで、板厚も厚くて40ミリ程度の工事のほうが多いという事実もある。裾野の広い建築鉄骨で検定がどのように位置づけられるのか少し整理する必要があるのではないか」との考えを示した。
(写真=第27次検定のスケジュールを説明)

フラットバー柱の建築を製作

実績と連携で課題を解決

日南鉄構(千葉)

 東京都目黒区で建設が進む「青葉台プロジェクト」は、一般的なコラムH造ではなく、フラットバーで主要な躯体を構成する特徴的な建築物だ。使用した鉄骨量は約30トンで千葉県のMグレードファブ、日南鉄構(鹿島正社長)が鉄骨製作と施工を担当した。

木下支部長など新体制決定

全構協・北陸支部会

 全国鉄構工業協会の北陸支部(支部長=寺田栄信・寺田鉄工建設社長)は5月28日、金沢市の金沢都ホテルで会合を開き、任期満了に伴う12年度からの新体制について話し合った。そのなかで、新支部長に福井県建設鉄工協同組合の理事長である木下好正・木下工業社長を新支部長に決めた。
(写真=新委員と担当事務局を決定)

▽サービスについてのお問い合わせ・お申し込みは、お電話またはフォームよりお願い致します▽

株式会社
鋼構造出版
ホームページからのお問い合わせはこちら