鋼構造ジャーナル記事詳細

2012年6月25日号 NO.1567

●溶接H形鋼工場認定制度/発足10年機に基準見直し
●第42回溶接協会賞授与式/溶接技術競技会表彰も
●H形鋼は千円下落6万9千円/物調の6月資材価格
●新理事長/福島県鉄構工業組合・舩山秋英氏
●関東地整と関東建専連が意見交換会/6項目を要望
●近畿版
●中国版
●新鉄構企業訪問/布施建設㈱(山形県)
●建築用ABT協議会/主要物件でJIS化定着進む
●旭化成建材/「フリードーナツ」新評定で適用拡大
●日構専学生/授業の一環で岸本建設工業の工場訪問

中国・大連のコンテナ工場を視察

東構協・青年経営者委員会

技術を生かし鉄骨事業に進出

 東京鉄構工業協同組合・青年経営者委員会(幹事長=吉岡晋吾・吉岡工業専務)の有志一行は13~15日の3日間、研修事業の一環として中国東北部の港湾都市、大連市を訪れ、このほど鉄骨事業へ本格的に進出する「大連中集物流装備有限公司」(肖麟総経理)を視察した。
(写真=現地スタッフらとの記念撮影(左から4人目が肖麟総経理))

溶接H形鋼製作工場認定制度

発足10年を機に基準見直し

日本鉄骨評価センター

 日本鉄骨評価センター(小南忠義社長)は、溶接H形鋼製作工場認定制度の発足から10年を迎えたことを機に、「この1年をかけて今一度、審査基準の見直しを図りたい」との考えを示した。具体的には鋼材強度、板厚および板継ぎの有無で区分している同認定のうち、「AA」「AAA」において「入熱・パス間温度管理など項目によっては必須項目とすることを考えている」(小南社長)とし、さらに、審査基準の厳格化の意向を示した。

H形鋼は千円下落の6万9千円

物調の6月資材価格調査

目先、弱含みで推移か

 建設物価調査会は6月上旬に調査した主要建設資材の価格動向をまとめた。このうち東京地区の鋼材関係は、H形鋼は需要低迷と鉄スクラップ価格下落のため、需要家が小口当用買いの姿勢となり、流通筋は数量優先で、値引き販売も散見される。出荷量の落ち込みで、在庫過剰感が強まっている。このため前月比1000円下落のトン6万9000円となった。

JSCA賞

作品賞に原田公明氏

「立教大学新座キャンパス新教室棟」

新人賞に田尾玄秀氏

「金沢海みらい図書館」

 日本建築構造技術者協会(略称・JSCA)は第23回JSCA賞を発表し、作品賞は原田公明氏(はらだ・ひろあき、日建設計構造設計部門技師長)の「立教大学新座キャンパス新教室棟」、新人賞は田尾玄秀氏(たお・ひろひで、オーク構造設計)の「金沢海みらい図書館」が受賞した。
(写真=金沢海みらい図書館)

日構専学生が岸本建設工業を訪問

授業の一環で工場を見学

 日本溶接構造専門学校(略称・日構専、神奈川県川崎市)の鉄骨生産工学科の学生が12日、神奈川県平塚市のMグレードファブ、岸本建設工業を訪れ、鉄骨加工業務の現場を体験した。
(写真=各種検査の実演も見学)

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