鋼構造ジャーナル記事詳細

2012年9月3日号 NO.1577

●福井/ゼネコン団体が鉄構組合に講師派遣を依頼
●九電、九建、日本鉄塔/鋼管鉄塔の工法で技術開発賞
●12暦年上半期地区別鉄骨需要/『東高西低』が鮮明
●大手ファブ⑦/巴コーポレーション・山納茂治社長
●神奈川高校教科研究会/日溶セで溶接技能講習など
●興福寺整備事業/鉄骨大架構が史跡再建支える
●北海道版
●東北版
●日鉄住金建材/北米でコラムの市場を開拓
●全構協四国支部/構成員の利益に直結する事業で討議
●大阪鉄構組合・東大阪支部/裁判と現場トラブル事例

盛岡市で定例役員会を開催

東北鉄構工業連合会

全構協からは、米森会長、齊藤専務理事

 東北鉄構工業連合会(会長=村山功・ムラヤマ社長)は先月28日、岩手県盛岡市のホテルメトロポリタン盛岡本館で8月期定例役員会を開催した。全国鐵構工業協会から米森昭夫会長(ヨネモリ会長)、齊藤眞専務理事が出席した。
 村山会長はあいさつで「今日は米森会長、齊藤専務理事をまじえて、めったにない機会なので各地区の状況報告および意見交換に時間をさいて行いたい」と語った。
(写真左=震災復興に関して各地区の状況報告、写真右=右から齊藤専務理事、米森会長、村山会長、小山田副会長)

ゼネコン団体が鉄構組合に講師派遣を依頼

専門業者との「融和が不可欠」の認識高まる

福井県建設鉄工組合が講師を派遣

 福井県建設鉄工協同組合(理事長=木下好正・木下工業社長)は、地元ゼネコン団体である社団法人福井県建築工業会(会長=上木雅晴・ウエキグミ社長)の「鉄骨造に関して勉強したい」という依頼を受け、8月21、22日、福井県建築工業会の主催する研修会へ講師を派遣した。ゼネコン団体が積極的に「専門業者組織に教えを乞う」ことは全国的にも珍しい。鉄骨造への関心が高まっていると同時に、専門業者との「融和」の必要を認識し始めたことを裏付けるものだ。
(写真=2日間で約90名が参加、「疑問について直接聞けた」との声も)

九電、九建、日本鉄塔の3社

鋼管鉄塔の腹材取替工法の開発で技術開発賞を受賞

 九州電力、九建、日本鉄塔工業の3社は、このほど「補強治具を使用した鋼管鉄塔の腹材取替工法の開発」で、送電線建設技術研究会の平成24年度送研技術開発賞を受賞した。

神奈川高校教科研究会機械専門部

日溶セで溶接技能講習と非破壊セミナー

学生、教員ら25名が参加

 神奈川県高等学校教科研究会の工業部会機械専門部(部長=後藤博史・県立磯子工業高校校長)は20~22日、神奈川県溶接協会と日本溶接技術センターの協力のもと、会員校の生徒および教員を対象とした夏季研修会『アーク溶接技能講習』を川崎市の日本溶接技術センター内で開いた。例年秋に開催される神奈川県高校生溶接コンクール神奈川大会の事前指導を兼ねた研修で、今年で3年連続3回目の開催。また今回は初の試みとして、翌23日に『明日を担う次世代のための非破壊検査セミナー』を併催し、参加者は溶接と検査という両関連技術の基本を学んだ。会員6校から職員11名、学生14名の計25名が参加した。
(写真=各種非破壊検査を体験)

各社能力をアンケート調査

香川県鋼構造組合が実施へ

 香川県鋼構造協同組合(理事長=多田弘志・多田建設社長)は8月24日、高松駅前のホテルクレメントで理事会を開き、組合員の建築鉄骨の生産能力アンケートを実施し、集計データを今後の組合事業に役立てていく方針を決めた。
(写真=加工内容や生産量の実態を調査することに)

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